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PBP 2023 リザルト考察
PBP2023の正式リザルトが発表されました。
大体、開催年の年末か、翌年の年始に発表されます。今回は年始(1/4)でした。
2019年の時と同様に、簡単に結果を考察していこうと思います。
結果サマリ
公式リザルトの結果をいくつかの観点からまとめてみました。
全体と日本
年度 | 出走者 (全体) | 完走者 (全体) | 完走率 (全体) | 出走者 (日本) | 完走者 (日本) | 完走率 (日本) |
---|---|---|---|---|---|---|
2003 | 4069 | 3458 | 85.0% | 21 | 13 | 61.9% |
2007 | 5160 | 3606 | 69.9% | 109 | 69 | 63.3% |
2011 | 5002 | 4068 | 81.3% | 162 | 123 | 75.9% |
2015 | 5870 | 4610 | 78.5% | 211 | 141 | 66.8% |
2019 | 6418 | 4366 | 68.0% | 378 | 213 | 56.3% |
2023 | 6496 | 4869 | 75.0% | 356 | 237 | 66.6% |
非常に寒かった2019年のPBP(5-26℃)に対し、非常に暑かった2023年のPBP(12-33℃)。
寒いよりも暑いほうが条件は良かったようで、全体の完走率は+7.0%、日本の完走率は+10.3%上昇しました。2019年は向かい風の区間が多かったことに比べ、2023年はほぼ無風(序盤)に少し風は吹いたというのも大きかったかもしれません。
国別データ
2023年大会の国別データをまとめてみました。
初期状態は参加人数の降順ソートとなっていますが、並べかえも可能。
各列の意味は以下です。
- FIN: 完走 (FINished)
- AB: リタイヤ (ABandoned)
- HD: タイムオーバー (Hors Délai)
- NH: 不認定 (Not Homologated)
国名 | 地域 | 出走 | FIN | AB | HD | NH | 完走率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
フランス | ヨーロッパ | 1921 | 1466 | 402 | 48 | 5 | 76.3% |
ドイツ | ヨーロッパ | 720 | 592 | 106 | 19 | 3 | 82.2% |
イギリス | ヨーロッパ | 525 | 408 | 98 | 18 | 1 | 77.7% |
アメリカ合衆国 | 北アメリカ | 430 | 285 | 131 | 12 | 2 | 66.3% |
イタリア | ヨーロッパ | 359 | 305 | 44 | 8 | 2 | 85.0% |
日本 | アジア | 356 | 237 | 101 | 16 | 2 | 66.6% |
インド | アジア | 266 | 128 | 96 | 40 | 2 | 48.1% |
スペイン | ヨーロッパ | 239 | 201 | 37 | 1 | 84.1% | |
ブラジル | 南アメリカ | 130 | 91 | 35 | 4 | 70.0% | |
ベルギー | ヨーロッパ | 111 | 94 | 16 | 1 | 84.7% | |
カナダ | 北アメリカ | 106 | 79 | 27 | 74.5% | ||
オランダ | ヨーロッパ | 85 | 68 | 17 | 80.0% | ||
スウェーデン | ヨーロッパ | 84 | 58 | 22 | 4 | 69.0% | |
フィリピン | アジア | 74 | 34 | 30 | 9 | 1 | 45.9% |
大韓民国 | アジア | 66 | 52 | 9 | 3 | 2 | 78.8% |
オーストリア | ヨーロッパ | 59 | 53 | 6 | 89.8% | ||
オーストラリア | オセアニア | 59 | 43 | 12 | 4 | 72.9% | |
デンマーク | ヨーロッパ | 59 | 42 | 17 | 71.2% | ||
ルーマニア | ヨーロッパ | 56 | 50 | 4 | 2 | 89.3% | |
ロシア連邦 | ヨーロッパ | 53 | 43 | 10 | 81.1% | ||
アイルランド | ヨーロッパ | 52 | 39 | 12 | 1 | 75.0% | |
ギリシャ | ヨーロッパ | 51 | 37 | 13 | 1 | 72.5% | |
スイス | ヨーロッパ | 51 | 38 | 12 | 1 | 74.5% | |
マレーシア | アジア | 46 | 29 | 14 | 3 | 63.0% | |
インドネシア | アジア | 46 | 29 | 14 | 3 | 63.0% | |
ポーランド | ヨーロッパ | 40 | 32 | 6 | 2 | 80.0% | |
フィンランド | ヨーロッパ | 37 | 34 | 3 | 91.9% | ||
リトアニア | ヨーロッパ | 33 | 28 | 3 | 2 | 84.8% | |
台湾 | アジア | 29 | 15 | 12 | 2 | 51.7% | |
ハンガリー | ヨーロッパ | 27 | 23 | 3 | 1 | 85.2% | |
チリ | 南アメリカ | 27 | 21 | 5 | 1 | 77.8% | |
タイ | アジア | 24 | 11 | 9 | 3 | 1 | 45.8% |
ノルウェー | ヨーロッパ | 23 | 20 | 3 | 87.0% | ||
ブルガリア | ヨーロッパ | 21 | 16 | 5 | 76.2% | ||
香港 | アジア | 21 | 6 | 11 | 4 | 28.6% | |
ウクライナ | ヨーロッパ | 20 | 14 | 4 | 2 | 70.0% | |
クロアチア | ヨーロッパ | 20 | 19 | 1 | 95.0% | ||
中国 | アジア | 19 | 13 | 4 | 2 | 68.4% | |
シンガポール | アジア | 15 | 5 | 8 | 2 | 33.3% | |
ポルトガル | ヨーロッパ | 14 | 11 | 2 | 1 | 78.6% | |
スロベニア | ヨーロッパ | 13 | 11 | 2 | 84.6% | ||
ベラルーシ | ヨーロッパ | 11 | 6 | 3 | 2 | 54.5% | |
エストニア | ヨーロッパ | 10 | 7 | 3 | 70.0% | ||
チェコ共和国 | ヨーロッパ | 9 | 9 | 100.0% | |||
セルビア | ヨーロッパ | 9 | 6 | 3 | 66.7% | ||
ラトビア | ヨーロッパ | 8 | 7 | 1 | 87.5% | ||
南アフリカ | アフリカ | 8 | 5 | 3 | 62.5% | ||
イスラエル | 中東 | 7 | 6 | 1 | 85.7% | ||
ニュージーランド | オセアニア | 6 | 5 | 1 | 83.3% | ||
スロバキア共和国 | ヨーロッパ | 6 | 6 | 100.0% | |||
ボスニア・ヘルツェゴビナ | ヨーロッパ | 5 | 5 | 100.0% | |||
トルコ | 中東 | 4 | 4 | 100.0% | |||
エクアドル | 南アメリカ | 3 | 3 | 100.0% | |||
ルクセンブルグ | ヨーロッパ | 3 | 2 | 1 | 66.7% | ||
メキシコ | 北アメリカ | 3 | 3 | 100.0% | |||
コロンビア | 南アメリカ | 2 | 2 | 100.0% | |||
モロッコ | アフリカ | 2 | 2 | 100.0% | |||
モルドバ共和国 | ヨーロッパ | 2 | 2 | 100.0% | |||
ベトナム | アジア | 2 | 1 | 1 | 50.0% | ||
ジンバブエ | アフリカ | 2 | 1 | 1 | 50.0% | ||
カザフスタン | アジア | 1 | 1 | 100.0% | |||
アルゼンチン | 南アメリカ | 1 | 1 | 100.0% | |||
アルバニア | ヨーロッパ | 1 | 1 | 100.0% | |||
アルメニア | アジア | 1 | 1 | 100.0% | |||
スリランカ | アジア | 1 | 1 | 100.0% | |||
ウズベキスタン | アジア | 1 | 1 | 100.0% | |||
ベネズエラ | 南アメリカ | 1 | 1 | 100.0% | |||
6496 | 4869 | 1382 | 224 | 21 | 75.0% |
大会終了直後の暫定リザルトが出たタイミングで、以下のような分析を行いました。
「PBPの完走は結局、開催地から遠いほど厳しいもんなのでは?」という推論の元、今回の大会に10人以上参加している国の完走率を調べてマップにプロットしてみた。
やっぱり時差があるほどに厳しい気はする。肉体的には強そうなアメリカが日本とほぼ同じなのは、時差と無関係ではないはず。 pic.twitter.com/b1PvGXA1FU
— ばる (@barubaru24) August 31, 2023
正式リザルトを見ても、やはりこの「開催地からの遠さ」、すなわち「時差と移動距離の大きさ」が結構完走率には響いている気がします。
遠ければ遠いほど時差ボケの具合は大きくなりますし、移動に伴う疲れも大きくなります。サッカーやテニスのプロ選手は移動時の疲れを如何に溜めないかを真剣に対策しているそうですが、確かにパフォーマンスには大きく影響する点だと思いますね。
リザルト考察
正式リザルトから読み取れるデータを元に何点かの考察を行います。
完走タイムの基準
リザルトに記載された完走タイムは、ネットタイム(ウェーブのスタートからの起算)ではなく、スタートゲートをセンサが通過した時刻を起点としたグロスタイムで算出されていました。
ゴールタイムも、ゴールゲートをセンサーが通過した時刻となっています。これは私が初参加した2015年から変わっていません。
ブルベカードに書かれた時刻はあくまで参考で、使われるのはセンサーのデータ。センサーのデータに抜けがあったり疑義がある場合にはブルベカードを確認するのだと思います。ただ、2023年大会はゴール受付でブルベカードが返却されてしまったので、それすら行われていない可能性はあります。
多分、今後とも認定に使われるタイムは「センサーのデータが正」とされるでしょう。
PCクローズ時刻を過ぎても認定される
通常のブルベでは、途中にあるPC(チェックポイント)にもクローズ時刻が設定されており、それを超過した場合にはその場で失格となります。
ただし、PBPでは「途中のPCのクローズ時刻を超過(タイムアウト)しても、ゴール時刻が間に合っていれば認定される」という伝統があります。あくまで「伝統」であって、明文化はされていません。一部では「PBPルール」と呼ばれる運用です。
2023年大会の結果を見ると、やはり道中のタイムアウトは不問とされたようです。
ゴール時刻が15分超過までは認定される?
PBPの制限時間には、謎の「おまけ」が適用されることがあります。これも明文化されておらず、あくまで裏ルールです。
このおまけは主催側の裁量で結構変化するように見えました。
2015年大会まで
2015年大会までは、PBPでは「ゴール時刻が30分超過までは認定される」という謎の裏ルールがありました。90時間部門の場合、「90時間30分59秒」までは認定となっていたのです。
PBPで認定されるのは本来、「90時間00分59秒」までなので、30分の「おまけ」が存在したことになります。
1999年大会のリザルトを見ると、92時間00分でも認定されている人がいます。「おまけ」が2時間だった時代もあったようですね。
私の推測ですが、PBPがブルベカード記入のタイムを正としていた頃は、「制限時間内にゴールをしたけど、ブルベカードをチェックしてもらう段階ではタイムオーバーになっていた」という人を救うために30分~1時間のマージンが設けられたのではないかと思っています。
2011年以降はセンサーのタイムが正となっているようなので、おまけは無くても良いはずなんですが。
2019年大会
しかし、2019年大会ではこの「おまけ」は消滅していました。結果を見ると、「90時間00分10秒」の人は認定されているのに、「90時間01分53秒」の人は認定されていません。
正式な境界である「90時間00分59秒」が適用されたようです。
2023年大会
正式リザルトを確認してみると、2023年大会は「90時間14分13秒」の人には認定が出ていましたが、「90時間16分46秒」の人には認定が出ていませんでした。
80時間部門と84時間部門も同様に、15分オーバーの人までは認定されており、それ以上のオーバーの人は認定が出ていません。
あくまで結果からの推測ですが、今大会は15分の「おまけ」があったように見えます。これらの人たち全員が何らかの事情で他者の救護を行った関係で時間が緩和された可能性はありますが、それにしては結果が綺麗に別れすぎているように見えました。
シークレットPCの不通過は厳しく判定される
BRMには「シークレットPC」という概念が存在します。
シークレットPCとは

基本的にPCは事前に公開されているものですが、時折予告されていない場所で抜き打ちのチェックを行うためのPCが置かれます。これがシークレットPCです。
主な目的は「ショートカットの防止」です。このため、シークレットPCは「いかにもショートカットしたくなるような所」に置かれていることが多いです。
PBPでは、慣例として往路と復路に1箇所ずつシークレットPCが設定されます。箇所数は明言されていませんが、過去6大会は少なくとも往路・復路で1箇所ずつとなっています。
2023年大会でのシークレットPC
2023年大会では、往路「カニユエル」、復路「プレバン」という街がシークレットPCに設定されました。
往路のカニユエルは、WP(Welcome Point)であるサン・ニコラの2km手前に設置されていました。
コルレーという街からD790を通過したほうが明らかにサン・ニコラには近道なのに、妙な迂回をしています。実際、2019年はD790を通るルートが公式ルートでした。
なんでだろう?と思いながら脇道に入っていくと、そこにシークレットPCがありました。キツイ坂の頂上にスタッフの人が待っていて呼び込まれたので、見逃すことはなかったはずです。
復路のプレバンは初めて通る街でしたが、こちらもD48でショートカットをしたくなるような場所にシークレットPCが置かれています。
プレバンはシークレットPCの敷地内を通るようにルートが設定されていたので、通りさえすれば絶対に見逃さない構造となっていました。
2023年大会の結果
非公式のリザルトサイトである「pbpresults.com」では、シークレットPCを含めた通過タイムが閲覧可能になっています。
今大会のリザルトを見る限り、シークレットPCの通過タイムが記録されていない人はまとめて失格になっているように見えます。
2019年以前はここまで厳格に運用されていなかったような記憶があります。「シークレットPCをスルーしてしまっても、タイムペナルティが付いただけで失格にはならなかった」という日本人の事例もありましたし、即失格という感じではなかったように思います。もちろん、ルールには毎回ちゃんと「シークレットPC不通過は失格」と書かれてるんですが。
ただ、2019年と2023年ではシークレットPCの置かれ方に違いがあります。
2019年大会では、大会が公式に置くWPであるサン・ニコラがシークレットPCに指定されていました。往復ともにサン・ニコラです。
WPは「PCと同等の施設を備えるが、ブルベカードにチェックを貰う必要がない」場所で、ブルベカードにも記載されているスポットです。このため、「寄る必要がないから、意識的に立ち寄らない」という人が結構いたように思います。そこが考慮されて、即失格ということはなかったのかもしれません。
一方、2023年大会では事前に全くブルベカードにも記載されていなかった街がシークレットPCに指定されました。いわば不意打ちです。WPをシークレットにするとスルーしてしまう人が多発したので、その反省からこのようにしたのかもしれません。往復ともに狭い路地がルートに指定され、確実に見逃すことがないようなルートになっていました。
このことから、シークレット不通過は故意のショートカットとみなされ、お目溢しはなしということになったのかもしれません。
ただ、故意のショートカットではなくとも、「調子よく走ってる集団に乗っていたら、集団がミスコースをして結果的にスルーしてしまった」というケースもありそうです。これもルールの上では失格となるわけで、やはり人任せにせずに自分でルートを判断して走るということが重要になりそうです。
アジア勢の躍進
今大会はアジア勢の躍進が目立ちました。2019年が散々すぎたのもあるかもしれませんが、実に大幅に完走率が上がっています。
10人以上が参加しているアジア各国について、2023年・2019年・2015年の完走率を比較してみました。
国名 | 2023年 完走率 | 2019年 完走率 | 2015年 完走率 |
---|---|---|---|
インド | 48.1% +33.5% | 14.6% | 37.3% |
日本 | 66.6% +10.3% | 56.3% | 66.8% |
大韓民国 | 78.8% +44.5% | 34.3% | 83.3% |
フィリピン | 45.9% +25.4% | 20.5% | 42.9% |
マレーシア | 63.0% +16.1% | 46.9% | 50.0% |
インドネシア | 63.0% +39.9% | 23.1% | 14.3% |
台湾 | 51.7% +25.5% | 26.2% | 47.1% |
タイ | 45.8% +32.2% | 13.6% | 26.1% |
香港 | 28.6% -7.4% | 36.0% | 44.0% |
中国 | 68.4% +39.3% | 29.1% | 52.5% |
シンガポール | 33.3% +19.0% | 14.3% | 18.2% |
2019年に比べて、2023年の完走率が大幅に増えている国ばかりです。唯一、香港だけが下がっていますが、それ以外の国は全体の変化(+7.0%)よりも高水準な結果となりました。
大半の国はフランスよりも暑い国ということで、気温の高かった2023年のPBPではアジア勢が有利だったということかもしれません。
特徴的なのはお隣の韓国でしょうか。2019年大会は34.3%だった完走率が、2023年大会は78.8%まで上昇。ただ、2015年は83.3%だったので、2019年が特別低かったということなのですが。
韓国ブルベに参加したことがある人に話を聞いてみると、集団走行が徹底されているそうです。それ故に、集団がまとまってゴールするか、まとまってリタイヤするかのどちらかになりやすいんだとか。2019年はそれが悪い方に出たということなのでしょう。
2019年のリザルトブックで主催者から「アジア勢は準備が足りていない」と散々な言われようでしたが、今回はそういうことは言われないでしょう。たぶん。
消えたと思われた2国
プレレジが終了した段階で、こんな記事を書きました。

その中で少し不自然に見えたのが、2023年のエントリーからロシアとベラルーシが消えていたことです。
2019年大会にはロシアから237人、ベラルーシから14人が参加していました。国際情勢上の配慮から参加を拒否したのかと想像していたのですが。
2023年大会の結果を見ると、ロシアから53人、ベラルーシから11人が参加したようです。プレレジの段階ではマスキングしていたということみたいですね。
そういえば、PBPのフレームバッジには国旗が印刷されていて、これを見ればどこの国の人か分かるようになっているんですが。何人か国旗が印刷されていない参加者を道中で見かけたんですよね。
今思えば、あれは上記2国からの参加者だったのかもしれません。ウクライナからの参加者もいますし、そこでヒリつく可能性もありますからね……。
2019~2023年の4年間にはコロナと紛争があったのでもう少しヒリついた雰囲気になるかと予想していたのですが、現場はそういったことはありませんでした。見えてない範囲で色々あった可能性はありますが、表面上は平和だったと思います。
スポーツの祭典の一つですし、この場くらいは平和であってほしいものです。
まとめ
2023年PBPのリザルト整理と考察でした。
2019年には消えていた「おまけ」が復活していたことが個人的にはかなりの驚きでした。センサーで正確なスタート/ゴール時刻が取れるようになったので廃止されたものかと思っていました。
途中のPC通過時刻の不問といい、PBPは変わった裏ルールが多いです。これを最初からアテにして走るのは危険ですが、土俵際に追い込まれてしまった時でも最後まで諦めなければ蜘蛛の糸が垂れてくる可能性はあるということですね。もちろん無茶はいけませんが、間に合いそうなら最後まで走るべきなのでしょう。
従来どおりであれば、今月末か来月初めにはリザルトブックが郵送されてくるはず。
2019年のリザルトブックには「2023年は国別参加枠を設定するかも」的な言及がありましたが、結局そういったことは行われませんでした。何の根拠もありませんが、次回も今回と同様のエントリー体制になるんじゃないかと予想しています。
著者情報
年齢: 39歳(執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: BIANCHI OLTRE XR4(カーボン), QUARK ロードバイク(スチール)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせていただきました。