この記事は約 4分で読めます。
Wolf Tooth「スペーサー一体型トップキャップ(10mm)」購入
狼マークが印象的なウルフトゥースの、スペーサー一体型トップキャップ。カラーが多彩です。
5/10/15mmの展開があり、今回は10mm版を買いました。
購入まで
GE-110用のトップキャップとして購入しました。
10mm版が必要な理由
このWolf toothのトップキャップですが、5mm版を既に持っています。
GE-110にパーツを載せ替える前に使っていたINFINITO CVではこちらのトップキャップが付いていました。
ではそれをそのまま使えばよいのでは……となるのですが、今回は5mmモデルが使えない理由がありました。
こちらに書いた通り、GE-110にはかなり特殊なステムを使いました。そうしないとポジションが出なかったからです。
角度は-12度、スタックハイトは34mm。通常のステムのスタックハイトは40-42mmであることが多く、極薄のステムです。
スタックハイトが小さいステムは、その分だけハンドル位置が下げられます。これが目的でこのステムを選びました。
幸いにもこれでポジションが出ました。余ったコラムをたくさん残しておく意味もないので、カットする必要があります。普段であればステムの上に2mmほど残す形でコラムをカットするのですが、今回それをやってしまうと今後他のステムを使えなくなります。
仮に、「スタックハイト40mmのステムを使いたい」となった時、ステムを差し替えるとコラムの上端がステムの上端より下に来てしまうことになります。コラムの上端がステムの上端よりも下に来てしまうと、クランプした時に破損するリスクが出てきます。
スタックハイト40mmのステムを付けた時でも、ステムの上に1-2mmは残るくらいコラムを残したい。となると、現在のスタックハイト34mmのステムを使った場合に、ステム上端より7-8mmの上に残るようにする必要があります。
こうなると、当然5mmハイトのトップキャップは使うことが出来ません。7-8mmステムの上に飛び出しているわけですから。10mmハイトのトップキャップを使う必要があります。
10mm版が売ってない
こうして10mmハイトのトップキャップを買おうと思ったのですが……全然売っていません。
5mmハイト版はAmazonでも楽天でも手に入るのですが、何故か10mm版はどこにも売っていませんでした。
恐らく普通は「少しでもコラムは短くしてスッキリさせたい」という人が多いはずで、そうなると5mm版を買う人がほとんどなのでしょう。10mm版を買うのは私のように「諸事情でコラムを多めに残したい」という人くらいのはずです。
早い話、需要がないサイズなわけですね。
代理店に取り寄せを依頼
こうなると本国から取り寄せてもらうしかありません。
Wolf toothの国内代理店である「Alternative Bicycles」さんに依頼し、10mm版を取り寄せてもらうことにしました。カラーはもちろんレッドです。
次の便で取り寄せてくださるとのことなので気長に待機。1ヶ月後に届いた製品を購入させて頂きました。
トップキャップをスペーサー一体型のものに変更。これで赤が一箇所増えた。
— ばる (@barubaru24) February 9, 2024
本来はwolftoothを付ける予定ですが、入荷までしばらくかかるとの事で一旦WOODMANを付けてます。 pic.twitter.com/JMijgoCjip
なお、届くまではWoodmanのほぼ同様の製品「Capsule N」を付けていました。こちらでも良いのですが、見た目的にWolf toothの方が好きなのです。ライド中、かなり目に入る場所ですからね。
Wolf tooth「Ultralight Stem Cap with Integrated Spacer(10mm)」
Wolf toothのスペーサー一体型トップキャップ、正式名称「Ultralight Stem Cap with Integrated Spacer」のファーストインプレッションです。
基本的な感想は5mmハイト版と一緒ですが、差分を中心に感想を書いていきます。
重量
重量は11.2gでした。
ほぼ同様の機能を持つWoodmanは10g。こっちの方が少しだけ軽かったですね。Woodmanの方が少し外周が削り込まれているので、そこが効いたでしょうか。
でも見た目のために交換です。
効果
この「スペーサー一体型トップキャップ」の効果について、5mm版のレビューにも書いた話を再掲します。
- スペーサーとヘッドキャップが一体化することにより軽量化、高剛性化
- スペーサーとヘッドキャップの間からの浸水を防止(ヘッドのサビ防止)
あと、差し色の赤を一つ増やせるのも個人的にはメリットと考えています。
見た目
Woodmanと比べると面取りがされていて、個人的にはスタイリッシュな印象を受けます。
ほぼ自己満足の世界ではありますが……。
フォントはWolf toothの方が好みです。
まとめ
10mm版のスペーサー一体型トップキャップの紹介でした。
一応軽量化の意味はありますが、2-3gしか軽くなりません。ドレスアップの意味合いが強いアイテムです。
ともあれ、これでコラムを7-8mm残せたので、当初の目的は達成できました。
著者情報
年齢: 39歳(執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: GHISALLO GE-110(カーボン), QUARK ロードバイク(スチール)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせていただきました。