クロスバイクを改修

  • 2022年1月30日
  • 2022年1月31日
  • コラム
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普段の脚として使っているクロスバイク「GIANT ESCAPE RX3」のパーツがだいぶ古くなってきたので入れ替えを実施しました。

まえがき

クロスバイク改修の経緯をまずは書いていきます。

この自転車について

在宅勤務になる前は通勤用として使用。今は普段の脚として使っています。

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元々は「クロスバイクでキャノボをやろう」と思って購入したものです。

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結局ソロでキャノボはやりませんでしたが、チームで「大阪→東京」を24時間以内に走ることには成功しました。

一旦目標を達成した後は普段の脚として使用……していましたが、さすがに色々くたびれてきました。

パーツが老朽化

このクロスバイクは2012年購入。今のパーツ構成になったのは2015年。

変速周りは2015年に総入れ替えをしたのでまだ大丈夫。しかし、ブレーキ周りは購入当時に付けたものということで、レバーもブレーキ本体もかなり老朽化が進んでいます。見た目がアレなだけで効きは問題ないんですが。

また、このクロスバイクは、漫画「ろんぐらいだぁす!」のキャラクター・葵の愛車のモデルとなっています。

表紙の自転車がそれです。

一応モデルとなった自転車が汚いのも……と思い、パーツを入れ替えることにしました。

改修を決定

ということで、ブレーキレバーとブレーキ本体の入れ替えを実施することにしました。ケーブル類もこの機会に入れ替え。

しかし、一つ思ったのが、「今ってVブレーキのパーツって手に入るの?」ということ。

このクロスバイクはMTBのパーツで組まれていますが、2012年当時で既にシマノのXTRはVブレーキを廃止していました。XTのVブレーキはまだ手に入ったので納車時にテクトロのVブレーキから交換してもらったのですが……10年経った今、どうなっているのか。

予想通りVブレーキは上位グレードのコンポから揃って姿を消しており、かろうじて残っているのがDeoreグレードのみ(しかもクロスバイク用の傍流コンポ)。ロードバイクのコンポで言えば105とTiagraの間くらいのグレードです。とはいえ、世代は進んでいるのでXTから乗り換えても不満はないだろうと思われました。

パーツの在庫がない

さて、行きつけのショップにクロスバイクを預けて各パーツの確認をしてもらったのですが……折からのパーツ不足で、レバーもブレーキも問屋在庫がないことが判明

かろうじて、Deoreの旧モデルの後ブレーキだけ店舗在庫にあったということで、それだけは抑えてもらいました。本来であれば店で取ってもらうべきなのですが、今の状況ということで自分でパーツを集めて持ち込ませていただくことに。

ネットショップや実店舗の在庫を聞き回って、なんとかDeoreの前ブレーキ&Tiagraのブレーキレバーを手に入れたのでした。ホント、パーツ不足が深刻です。

改修後

パーツを預けて待つこと数日、クロスバイクが改修から返ってきました。

変更点

預けて組み直してもらった所、意図していた以外の不具合も見つかって結構な数のパーツを交換することになりました。

変更前 変更後
ブレーキレバー SHIMANO ALIVIO BL-M421 SHIMANO TIAGRA BL-4700
ブレーキ本体 前: SHIMANO XT BR-T780
後: SHIMANO XT BR-T780
前: SHIMANO DEORE BR-T610
後: SHIMANO DEORE BR-M590
ハンドル 3T XIDA LTD TIOGA ロングホーンAL フラット
グリップ Ergon GP2(旧型) ショート/ショート Ergon GP2(現行品) ショート/ショート

 

当初の予定ではブレーキレバーとブレーキ本体の交換だけだったんですが、グリップを外したらハンドルのバーエンドクランプ部にクラックが発見されたことを指摘され、交換することになりました。グリップも老朽化していたのでこちらも後継モデルに買い替えることに。

ブレーキレバー

レバーはTiagraに変更。今どきVブレーキが引けるレバーがちゃんと手に入るのは嬉しい。

レバー部分がちょっと従来より短くはありますが、引きは軽いです。インナーケーブルは特に良いものは使ってないんですけども。

ブレーキ本体

前ブレーキは現在シマノで手に入るVブレーキの中では一番上のグレードであるDEOREのBR-T610。グレードはXTから落ちましたが、新品であるからか効きは良いです。10年モノのXTより新品のDEORE。

 

後ブレーキはBR-M590。BR-T610より少し前のモデルのはず。ただ、見た目はロゴとブレーキの舟の色くらいの差しかありません。こちらも効きは良好。

グリップ

グリップは交換前と同じ、ErgonのGP2。

元々「大阪→東京を24時間以内に走る」ことを想定して組んだクロスバイクなので、少しでも空気抵抗を減らすためにハンドルの幅をロード並に絞っています。そのため、このグリップは通常よりも短いグリップシフト用のモデルを選択しました。

グリップの面が広く手に掛かる荷重を分散できるので、フラットバーのグリップとしてはロングライドに向いていると思っています。まぁ、このクロスバイクでロングライドをする機会も無いんですけど。

重量は190g程度あるので、グリップとしては重め。ただ、バーエンドバーも兼ねていることを加味するとそこまで重くはないかもしれません。

ハンドル

TIOGAのロングホーンALというフラットハンドルを入れました。

720mmで公称240gなんですが、420mmにカット後で240gだったらしいです。凄い重量詐欺。まぁ、また割れても嫌なので、ある程度は重量があったほうが良いのでしょうね。

 

なお、交換前の3Tのカーボンハンドルはわずか110g! まぁこれだけ軽いのに、7年持っただけで御の字です(ハンドルは処分してもらいました)。

その他

ライトは、買ってみたら意外と優秀なライトだったAMPP300を付けることにしました。それまで使っていたVolt300は退役です。

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これだけ安い(税込3850円)なのに、100ルーメンで8時間きっちり明るさを保つのが素晴らしい。街乗り自転車に最適なライトだと思ったので、クロスバイクのライトに使うことにしました。

まとめ

7年ぶりのクロスバイク大改修でした。

ワイヤーやブレーキシューは時々変えてましたが、さすがにこれだけ色々新しくすると随分印象が変わりますね。新品のときに戻ったかのような感触です。

この自転車でイベントに出る予定はありませんが、気持ちよく乗れるようになって非常に満足です。クロスバイクは距離こそ乗らないものの、使う頻度は一番多いので気持ちよく乗れる状態に保ちたいものです。


……しかし、Vブレーキのパーツがこれほど低グレードのみしか無くなっていたのは驚きましたね。今やDEOREとALIVIOグレードしかシマノはラインナップしていません。

かつてはVブレーキにもシマノは力を入れていて、シューをリムに平行に移動させるパラレルリンクなんて仕組みを採用していたりしたんですが……MTBコンポがディスクブレーキへ軸足を移して10年、すっかりVブレーキは廃れてしまったようです。

ロードバイクにおけるリムブレーキの10年後はきっとこんな感じなんだろうなーと、暗澹たる気持ちになりました。

 

GIANTはこの旧ロゴが好きです。

著者情報

年齢: 37歳(執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: BIANCHI OLTRE XR4(カーボン), QUARK ロードバイク(スチール)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。


この記事を書いた人
ばる
ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019年の2回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)