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HIRAMEポンプヘッドのパッキンを交換
HIRAMEポンプヘッドのパッキンを交換しました。
不具合発生
先日、EclipseのTPUチューブを買いました。
こちらのTPUチューブは、他社と違って金属製バルブを採用しています。
こんな感じです。
40mmバルブのモデルを購入して、WH-R8170-C36(リムハイト36mm)に取り付けたんですが……
うーん、ちょっと短かったですね。
でも大丈夫。我が家のフロアポンプにはHIRAMEが付いています。HIRAMEのポンプヘッドは、1cmくらいバルブが出ていれば余裕でロックして空気を入れられます。
……が、しかし。
何度付けても、ポンピングを行うと「プシュー」と音を立ててポンプヘッドは外れてしまいました。「相性が悪いのか?」と思いましたが、ここで閃きました。
「これは噂に聞くパッキンの交換時期が来たのでは……?」
HIRAMEに限りませんが、ポンプには必ずパッキンが使われています。そして、パッキンには寿命があります。
HIRAMEのポンプヘッドのロック機構ではパッキンが重要な役割を果たしていることを思い出し、「恐らくこれではないか」と当たりをつけました。
こんなこともあろうかと、サイクルキューブさんで過去に購入していた新品のパッキンに取り替えることにしました。
パッキンの交換
早速、パッキンの交換を実施しました。
交換作業
2017年5月にHIRAMEポンプヘッドを購入しましたが、これまでにパッキンを交換したことはありません。
6年5ヶ月目にして初の交換作業となります。
今回交換するのは、口金のキャップを外した裏側にあるゴムパッキンです(写真は新品パッキンに交換後)。
左が新品のパッキン、右が6年5ヶ月使用後のパッキンです。
使用後のパッキンはカピカピに乾いており、柔軟性が完全に失われています。内径も大きくなり、外径は縮んでいる状態。これでは正しくロックできませんね。
パッキンを入れ替えて再度組み付けをして作業終了です。
実はもう一つ交換パーツとしてOリングがありますが、こちらはまだ劣化していなかったのでそのまま使うことにしました。
動作確認
先程は外れてしまったEclipseのバルブに、HIRAMEのポンプヘッドを取り付け。
レバーを倒してロックする際の感触も、購入時の官能的な感触にすっかり戻っています。
今度はちゃんと空気を入れることが出来ました。6.0気圧までしっかり入りました。
まとめ
HIRAMEポンプヘッドの性能を維持するには消耗品の交換が必要ということが良く分かりました。
今回は6年5ヶ月でパッキンが寿命となりましたが、果たして交換目安はあるのでしょうか? HIRAMEの代理店であるKUWAHARAさんに聞いてみました。
使用頻度や保管環境によりますので一概には言えません。
ただ、ゴムパッキンの内側が削れてる兆候が見られる場合は空気が漏れる→カムレバーをより固く締める→最悪の場合レバーが折れる。
という事案が発生しますので、使用する度に確認してもらうのが確実かと思います。
……というわけで、使用するたびにパッキンの内側が削れていないかを確認すると良いようです。
毎回確認するのはちょっと面倒なので、私は3年毎くらいに機械的に交換する予定。パッキンは1個160円ですしね。これで性能が維持できるなら安すぎます。
著者情報
年齢: 39歳(執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: BIANCHI OLTRE XR4(カーボン), QUARK ロードバイク(スチール)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせていただきました。