【レビュー】マルニ「クイックショット」

評価:4

Maruniの瞬間パンク修理剤。シーラントの入ったCO2ボンベ的なものです。

購入動機

lifelineのカーボン用ブレーキシューが安くてに入るようになったことを受けて、割と普段からチューブラータイヤを使う機会が増えました(私が持っているカーボンホイールはチューブラーのみです)。

しかし、怖いのはパンク。チューブラーの場合、出先の修理はほぼ無理なので、シーラントを入れるか替えタイヤを持つしかありません。

そこで、お守りとしてサドルバッグに入れておくために買ったのが本製品。小さく軽量でサドルバッグに入れておくのによいかなーと。値段も1000円以下と手頃です。

製品概要

実測重量は79g。内容量は50mlです。

対応するのは、チューブラー、チューブレス、クリンチャー。使用可能なタイヤのサイズは18~32Cです。

サドルバッグの中で誤ってノズルを押さないように蓋付き。蓋を取ると、ノズル先端にはアルミのアダプターが付属しています。このアダプター、実は米→仏変換バルブなので、本製品を使ってしまった後でも携帯ポンプなどと一緒に使うことが出来ます。

使用感

チューブラータイヤでの外出時にサドルバッグに入れています。

持ち運び

サイズが小さく、重量も軽いのでサドルバッグに入れてもそこまで邪魔になりません。

類似の製品としてHUTCHINSONの「Fast’air」という製品がありますが、あちらはサイズが大きく(その分、修理剤の容量は1.5倍)、サドルバッグに入れるにはちょっと大きい。

嬉しいのは蓋が付いていること。Fast’airは蓋が付いていないので、サドルバッグ内の配置によっては内部で暴走も有り得ますので……。

修理レポート

ここからは実際の修理レポート。出先でチューブラータイヤがパンクしたので、その際に使ってみました。

まずはホイールを外し。

 

本製品を取り出す。

 

付属のアダプタをバルブに装着。ネジ切りになっていて、しっかり固定できます。

 

そこに本製品のノズルを突き刺して20秒ほど押しこみます。空気とシーラントが同時に充填されます(写真は撮影の都合上で横向きになっていますが、実際はノズルを下にして作業)。

 

パンクの原因場所からシーラントが溢れてきました。手で触った感じ、空気圧は3~4気圧程度。あまり高圧までは入らないので、追加で空気を入れる携帯ポンプが必要になります。

すぐに穴が塞がるかと思ったのですが、しばらくはシーラントの吹き出しが止まらず。直らないほど大きな穴なのか?と思ったんですが、5分ほど放置したら吹き出しが止まりました。空気圧が低すぎたので、手持ちの携帯ポンプで空気圧を上げて走ってみました。

なんとか10km離れた自宅までは自走帰宅完了。一応、穴は塞がっているようですが、あくまで応急処置品。このタイヤは破棄して、新品のタイヤに交換する予定です。

まとめ

チューブラータイヤやチューブレスタイヤといった、「チューブを交換して修理」が難しいタイヤを使っている場合のお守りとしては良さそうです。

ただし、単体では高圧まで入らないので、別途携帯ポンプを持つ必要はあると思います。あと、充填してもすぐに穴が塞がるわけではないようで、固まるまで暫く待つ必要があることも注意すべき点でしょう(説明書には「待つ」という指示はない)。

タイヤ取り付け時にシーラントを入れても、パンクする頃には凝固していて、用をなさないのはよくあること。不測の事態に備えて、一本持っておくと安心だと思います。

 

評価

対象モデル:  マルニ「クイックショット」
年式: 2021年
定価: 2781円(税込)
購入価格: 2280円(税込)
公称重量: 36g
実測重量: 37g

価格への満足度

6/10

命綱としては妥当な値段。

総合評価

8/10

チューブラー・チューブレスユーザーの必需品。空気圧がもう少し欲しい。

レビュアー情報

年齢: 30歳 (執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。