【ステム】3T「ARX TEAM」

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評価:4

3Tの軽量アルミステム。チタンボルトを採用しています。

今は第二世代の「ARX II」が出てますが、こちらは第一世代のレビューとなります。

目次

購入動機

「ハンドル、ステム、シートポストを同じメーカーで揃えよう!」と思い立ち、バイクカラーに合わせて3TのTEAMで揃えることにしました。TEAMグレードは黒赤なのです。

また、3Tのステムとハンドルをセットで使ったときだけ確認出来る、ちょっと面白い仕掛けがあったのも3Tでそろえようと思った一因です。

製品概要

素材はAL7075。ステムの角度は6°と17°の2種展開。17°だとほぼ地面と平行になります。

手元に3本有りますが、それぞれの実測重量は以下。

・100mm / 6°→ 126g
・110mm / 6°→ 128g
・110mm / 17°→ 未測定

110mm / 17°は現在稼働中なので測定していません。110mm / 6°より角度がきついので、多少重いのではないかと思います。

ボルトはチタン。剛性に与える影響はわかりませんが、軽くて錆びないボルトです。

使用感

以前はメインで使っていましたが、ポジションの見直しを行い、100mm→90mmステムに変更。現在は本製品をロードバイクには付けていません。クロスバイクに、同じ3TのXIDA LTDと組み合わせて使っています。

ハンドルを下げて遠くしたかったので、110mm / 17°を選びました。

見た目

黒いボディに赤のライン。白いロゴと、バイクカラーにはバッチリ合っていて気に入っています。

3Tのハンドルと組み合わせると、このように3Tのロゴが浮き上がります。「面白い仕掛け」というのはコレのこと。

また、チタンボルトなので錆びないのも美点。スチールボルトだとどうしても錆びますので……。ただ、このチタンボルトは破断事例を良く聞くので締めすぎには注意。私は折れたことは有りませんが。

剛性感

100mmのステムは他にもDEDA、PROFILE DESIGN、GHISALLOを所持。それらと比べても一番軽いのにも関わらず、剛性感に不満はありません。思いっきり下ハンドルを持って捻った場合でも、根元であるステムの部分はガッチリしている感触。カーボンハンドルとの組合せでしか使ったことが無いので、アルミハンドルだとまた印象は違うかもしれませんが。

単純な剛性感ならばPRO VIBE7Sの方が上であると感じますが、あちらは90mmなので単純比較は出来ませんね。

振動吸収性

正直よく解りません。個人的にはステムよりもハンドルやタイヤの振動吸収性の影響の方が大きいと考えています。私では他のステムとの差は感じ取れませんでした。

まとめ

総じて優秀なステム。国内価格だとかなり高いですが、海外通販だと手ごろで無難だと思います。

最近出ている新型はトルクスレンチが必要なので、まだ手を出していません。

評価

対象モデル:  3T「ARX TEAM」
年式: 2011年
定価: 不明
購入価格: 8000円(税込)
公称重量: 125g (100mm/6°)
実測重量: 126g (100mm/6°)

価格への満足度

8/10

海外通販なら安くてよいが偽物も多い。

総合評価

8/10

見た目、性能ともに満足。

レビュアー情報

年齢: 30歳(レビュー執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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