【レビュー】3T「ERGONOVA TEAM」

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評価:4.5

3Tのドロップハンドル。カーボンでショートリーチ、上面はフラットという、近年の流行を抑えた形状をしています。

目次

購入動機

買ったのはもう4年ほど前。

それまではTNIのアルミハンドルを使っていましたが、上面が平らで振動吸収の良いハンドルが欲しくてこれを購入しました。

製品概要

実測重量は200g(42サイズ)。公称+2gなので、そこそこ優秀。

このハンドルのサイズ(42等)は、ドロップのエンド部分の芯-芯の長さです。ブラケット部分の幅は、それより約2cm短いので、買うときには注意が必要です。

使用感

現在はロングライド用マシンに付けていますが、非常に具合は良いです。

振動吸収性はよく、上ハンドルもフラットで長時間握っていても疲れません。また、ショートリーチでドロップも小さいので、ダウンヒルなどで下ハンを持つのも苦しくないのが◎。

レース用として見ると、ちょっと剛性不足な感はあります。3Tを供給されているプロ選手は、あえてカーボンのTEAMではなく、アルミのPROを使うというのはちょっと解るかも。

ただ、形状は個人的に最高。ブラケット部分が40cmが巡航で一番しっくり来て、下ハン部分が42cmがスプリントでは一番しっくり来るので、この形状は私にとってはベストと言えます。上ハンドルも握りやすいですし。……てことはアルミのPROグレードを買えば幸せになれる? しかし、振動吸収を考えると、やっぱりTEAMが一番バランスが取れていると思います。

3Tのステムとセットで使うと浮き出る「3T」の文字はやはり格好いい。

まとめ

国内価格だと高すぎる感は否めませんが、良いハンドルだと思います。

上面がフラットで、ロングライドには最適なハンドル。レースユースで3Tを使いたいなら、PROグレードの方が良いのではないでしょうか。

4年使ったし、そろそろ買い替えかな……。

3T ERGONOVA TEAM(エルゴノヴァ チーム) ハンドル

評価

対象モデル:  3T「ERGONOVA TEAM」
年式: 2010年
定価: 42000円(税込)
購入価格: 20000円(税込)
公称重量: 198g
実測重量: 200g

価格への満足度

8/10

十分長く使えたので。

総合評価

9/10

ロングライドに最適なハンドル。

レビュアー情報

年齢: 30歳(レビュー執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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