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【レビュー】Aardvark「Reflective Yield symbol」
評価:4.5
AARDVARKブランドの大型リフレクター。メッシュ生地に反射テープを縫い付けた構造になっています。通称「反射おにぎり」。
購入動機
昨年出場したPBPで、海外の人が本製品を付けているのを見かけました。
反射面積が非常に大きく、欲しいなーと思ったものの当時は発見できず。どんなキーワードで検索すればよいか分からなかったのです。
今年になって、ブルべ仲間が何人か使い始めていたので、どこで買ったのか質問。すると、帰ってきたのは「ブルーラグ」という答え。ピストやハンドメイドグッズを売っている、雑貨店めいた自転車店です。ブルべ界隈とは全然違う文化の店なのでちょっと驚きましたが、確かに売っていたので購入しました。
製品概要
実測重量は18g。メッシュ生地に、三角系の反射材を縫い付けた形状です。
ベルクロが2本縫い付けられていて、サドルレールに通して装着します。
使用感
真夜中に、湘南平(神奈川県にある有名夜景スポット)まで走りに行く際に使用しました。
距離は往復100㎞ほど。湘南平への登りは街灯も無く、しかも夜間でも結構車やバイクが多いとのことで、自衛のための対策です。
こんな感じでサドルレールに装着。他に反射ベストも来て走りに行きました。
取付
今回はベルクロをサドルレールに巻きつけて取り付けました。一巻きしただけだと本製品がタイヤに擦ってしまったので、二巻きしています。
頑張ればサドルバッグにも取り付け可能ですが、スマートではありませんね。
走行への影響
重量は18gと非常に軽いので、重さの影響はほぼありません。
どちらかというと、走行風による挙動の方が問題が大きそうです。当然、空気抵抗は多少増えますし、バタつきによって脚に時々触れます。気になる人は気になるかもしれません。
アピール度
反射面積は大きく、特徴的な形状であることから後方視認性は大きく向上しているようです。
車が追い抜く際に、従来よりも車間を開けて抜いてくれました。「これまでよりも遠くから見える=早い段階から追い抜き動作を開始できる」、という効果もあると思います。
その他
この形状の意味について調べてみました。国際的には「低速車両」であることを表すマークのようです。
国内でも、農耕車両や原付などでこうしたマークが使われることがあります。意味合いとしては、日本国内でも同じく「低速車両」です。
そもそも商品名の「Yield」は、「道を譲る」という意味です。「お先にどうぞ」、転じて「低速車両」ということのようです。
まとめ
多少のバタつきはありますが、それ以上に自衛のための効果が非常に大きいアイテムだと感じました。
取り付け場所が悩ましいですが、今後も夜間走行の多いロングライドでは活用していく予定です。
なお、ブランド名の「Aadvark」は「ツチブタ」という意味です。
評価
対象モデル: Aardvark「Reflective Yield symbol」
年式: 2016年
定価: 1944円(税込)
購入価格: 1944円(税込)
公称重量: 不明
実測重量: 18g
価格への満足度
効果を考えると安いと思う。
総合評価
アピール度の高さは最上級。空気抵抗はある。
レビュアー情報
年齢: 32歳(レビュー執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。