【レビュー】ACP「PBP official reflective vest(2015)」

評価:3.5

PBP公式の反射ベスト。エントリー時に申し込みを行い、前日受付時に手渡されます。

購入動機

PBPに参加する際に最低一着は購入することになっていたので購入。

エントリー時に申し込みを行います。何着でも買えるようでしたが、私は一着しか購入しませんでした。必要ならば現地で買えるだろうと思っていたのですが……実際には事前申し込み分しか作られておらず、追加で購入することは出来ませんでした。必要ならばエントリー時に申し込む必要があります。

記念品として持ち帰るつもりだったので、本番のPBPでは本製品は使わず、上記の反射ベストを使用しました。

製品概要

実測重量は192g(Lサイズ)。欧州の反射ベスト規格、EN1150に適合しています。

背中には、バックポケットにアクセスするためのスリットが設けられています。

製造はL2Sという会社が請け負っているようです。

http://www.t2s.fr/l2s/

ここのカタログを見ると、「GILET VISIOPLUS」という製品が同じ製品のようです。価格は25ユーロなので、多少本製品のほうが安くなっています。

使用感

普段は飾りっぱなし。PBP本番でもAudax JapanがPBP用に作成した反射ベストを着たため、これを着てフランスを走ってはいません。

先日、実家への帰省ライドで使用しました。

視認性(昼)

ブルベに参加するとチラホラと本製品を着ている人がいますが、やはり昼間でも目立っています。蛍光イエローかつ、腰まで長さがあるので、遠くからでも目を引きますね。

視認性(夜)

反射剤の面積はとにかく大きく、かつ縦に配置されているので非常に目立ちます。前傾姿勢を取っても、腰部分まで延びている反射剤が見えるのでアピール度高し。前方、後方、側方、全ての面で反射するのは素晴らしいです。

さらに、この配置だと小さめのリュックを背負っても反射剤が隠れることはありません。地味に嬉しい工夫。

防寒性・透湿性

特段防風素材を使っているわけではありません。しかし、意外なほど暖かいです。気温6度の状況で、冬用インナー+起毛ジャージ+本製品で寒くありませんでした。PBPでは気温が8度まで下がりましたが、これを着ていた人は割りと寒さに耐えられたのではないでしょうか。

ただ、気温が上がってくると蒸れます。気温10度以下が適切な気温。日本のブルベでは少し暑すぎますね。PBPにおいては、反射ベストは夜間のみ着用義務がありますが、日本のローカルルールでは一日中着ていなければならないので、昼間は暑いと思います。

空気抵抗

体にフィットする&伸び縮みするので、バタつきは皆無です。

バックポケットへのアクセス

一応、バックポケットへアクセスするためのスリットが付いていますが、小さすぎて手が入りません(私は男としては手がかなり小さめです)。

人によっては問題なく手が入るという人もいます。要は個体差が大きいのです。知人は帰国後に、ここから手が入るように広げてもらっていました。

私は結局、反射ベストを捲り上げてポケットから財布等を取り出していました。不便。

価格

安いです。が、縫製や各部品の作りも値段なり。ジッパーの質もまちまちのようで、フランスで走っている途中に壊れたという話も聞きました。

デザイン

基本的にはPBP参加者しか持っていないため、国内でこれを着ていると一目置かれる気がします。憧れの装備。

まとめ

ランドヌール憧れの反射ベストではありますが、縫製や部品の質は低く、個体差もかなりあります。値段が倍でもよいので、もう少し品質の高いものが欲しいです。

過酷な環境で使われることは、製作者側もよく解っているはずですが、この感じだと耐久性は高くないでしょう。壊したくないので、極力着ずに飾っています。予備をもう一着買っておけばよかったですね。

評価

対象モデル:  ACP「PBP official reflective vest(2015)」
年式: 2015年
定価: 20ユーロ
購入価格: 20ユーロ
公称重量: 不明
実測重量: 192g(Lサイズ)

価格への満足度

8/10

値段は非常に安い。

総合評価

7/10

視認性は最強クラスだが、作りが粗い。

レビュアー情報

年齢: 31歳(レビュー執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。