【レビュー】味の素「アミノバイタル プロ」

評価:4.5

味の素が発売しているアミノ酸サプリメントです。4.4gずつに小分けされており、持ち運びやすくなっています。

購入動機

ロングライド時のパフォーマンス維持と、休息時の疲労回復の促進のために昔から愛用しています。

baruさんの大阪→東京(東向き)キャノンボールレポート - cannonball!!wiki

barubaru24さんの走破経路 アルプスルートラボ baruさんのTwitter barubaru24 出発 10月…

記録を遡ると、2010年のキャノボ達成の時には既に使用していました。愛用して既に10年。

この10年で数々のチャレンジを行ってきましたが、全てのチャレンジにおいてアミノバイタルプロは必ず携行して飲んでいました。

・アミノバイタル アクティブファイン
・アミノバイタル プロ
・アミノバイタル ゴールド

アミノバイタルシリーズには上記3つのグレードがあり、値段的にはミドルグレードとなります。

ただ、性能的にはミドルグレードという呼び方は相応しくありません。ロングライド中に飲む用途においては、「プロ」がトップグレードだと思います。

ちなみに、昔は「アクティブファイン」はただ「アミノバイタル」とだけ呼ばれていたんですが、いつの間にか名前が変わったんですね。

製品概要

パッケージ込の実測重量は5g。内容量は4.4gです。

アミノ酸の含有量は3800mg(3.8g)。ほぼアミノ酸の塊です。

使用感

ブルベ等のロングライドや、ファストランで100kmごとに「プロ」1本を補給しています。パフォーマンスを落とさずに動き続けることが目的です。

ブルベでは私と妻両方が持参するので、我が家には常に「プロ」の箱入りが常備されています。

成分比較

個人的にはロングライドに向くのは「アクティブ(旧・無印)」「ゴールド」ではなく、「プロ」だと思っています。その理由を成分から説明します。

下に、「アクティブ」「プロ」「ゴールド」の成分比較表を示します。

こう見ると、「プロ」は「アクティブ」の成分を純粋に強化したものに見えますが、「ゴールド」は異質であることが分かります。確かに「ゴールド」は必須アミノ酸であるBCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)の含有量は多いのですが、「グルタミン」「シスチン」と言った非必須アミノ酸や、ビタミン類を含んでいません

調べてみると、「プロ」と「ゴールド」では用途が異なります。下記は自転車の場合のアミノバイタルの飲み方が書かれたページです。

スポーツ。水。アミノ酸。スポーツ科学に基づくアミノ酸補給「アミノバイタル」。商品情報や競技別のおすすめ活用法、スポーツに…

「ゴールド」は運動後のリカバリーのためのものであることがハッキリ示されています。「プロ」は運動前となっていますが、運動中に適すと書かれている「アミノショット」は「プロ」のゼリーバージョンなので、「プロ」で代用可能なはずです。

私は一時期「ゴールド」をブルベ中に持って走っていたことがあるんですが、どうにも「プロ」ほどの効果を得られず、「プロ」に戻しました。経験的に行っていたことですが、用途としては正しかったわけですね。「動き続ける」ためのサプリメントとしては、「プロ」が最適ということです。

「プロ」は塩分量も多いので、汗をかくスポーツ中の補給にも適しています。といっても大した量ではないので、他のもので塩分を補給しても良いかもしれませんが。

成分の変遷

アミノバイタルプロは2010年時点ではアミノ酸量が3600mgでした。現在は3800mgと、200mg増えています。

長年培ってきたスポーツ栄養科学によって、新しく生まれ変わった「アミノバイタル® プロ」…

切り替えのタイミングは2019年。割と最近です。1995年に発売して、刷新したのはこの1回のみとのこと。

このページに書いてある刷新のポイントをかいつまんでまとめると以下のとおりです。

・アミノ酸の組成を変え、含有量を3600→3800mgに変更
・シスチンを配合
・飲みやすさ向上(味・溶けやすさ)

今回レビューを書くにあたって初めてこのページを見ましたが、組成が変わっていたのは知りませんでした。単純にアミノ酸の量が増えただけだと思っていましたね。

味・溶けやすさの向上は感じています。前は苦くて飲みづらかった「プロ」ですが、随分飲みやすい味に変わりました。

こちらは「プロ」の旧版と現行版の成分比較です。結構変わっていますね。

分かりやすいのが、BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)の配合変化。バリンとイソロイシンが減っているのに対して、ロイシンが倍増しています。LEAA(ロイシン高配合BCAA)ということで、味の素肝入りの組成のようですね。

必須アミノ酸であり、BCAAの1つでもあるロイシンを高濃度に含み
必須アミノ酸全9種類を組み合わせた、当社が独自に開発したアミノ酸混合物です。
(※特許取得済  特許第6431670号 ※当社従来品比)
スポーツによる負担からの早めのリカバーや、安定したパフォーマンスに役立ちます。

(公式サイト説明より)

 

あと、顕著な変化は「アルギニンが入らなくなった」「シスチンが入るようになった」ということでしょうか。

・アルギニン: 成長ホルモンの分泌を促す、血管を広げる、疲労回復
・シスチン: 抵抗力をサポートしてスポーツによる負担やダメージと戦う
シスチンはウリの一つにも入っていますが、アルギニンが入らなくなった理由は不明です。

効果

前述の通り、ブルベやファストランでは100kmに1本のペースで「プロ」を飲むことをルーティーンとしています。600kmブルベならば5本持参すると言った感じ。4本は走行中に飲み、1本は走行後に飲みます。

単純に筋肉痛が減りますし、長時間一定のパワーを出し続けるサポートになっていると感じます。仮眠が入るブルベでは仮眠前にも1本飲みますが、これが有るのと無いとでは、目覚めた時の疲労感がハッキリ違いますね。

容器

4.4gの小分け容器に入っています。

このサイズが絶妙で、トップチューブバッグにも無理なく入るサイズというのが良いです。容器も開けやすく、ストレスになりません。

BCAAだけなら安いサプリメントは売っているんですが、自分で小分けする手間を考えると、こちらを選びたくなります。

グレープフルーツ風味です。以前はアミノ酸の苦味が全面に出た味でしたが、リニューアルで随分飲みやすくなりました。

挑戦のそばに│「アミノバイタル」│味の素株式会社「アミノバイタル® プロ」全面リニューアルの裏側│「アミノバイタル」│味の素株式会社

【開発ストーリー】「アミノバイタル®」が“全力”で挑んだ発売以来初めてとなる全面リニューアルの裏側…

こちらの開発ストーリーを見ると「プロは飲みにくい」という声が結構あったようですね。私も以前の「プロ」の味は苦手でした。

ただ、相変わらず味に関しては「アクティブファイン」「ゴールド」の方が飲みやすいとは思います。

価格

リニューアル前は1本200円近くしましたが、今はもう少し安くなっています。オープン価格なので正確な定価はなさそうですが、現在は1本130-160円程度。

アミノバイタルディスタンス

今このレビューを書いたのは、先日アミノバイタルとサイクルスポーツ誌が実施していた「アミノバイタルディスタンス(3/15で終了)」という企画がきっかけです。

自転車雑誌サイクルスポーツがお届けする情報サイト|サイクルスポーツ.jp

あなたの走ったその距離が「アミノバイタルディスタンス」 アミノバイタルとコラボレーションした写真投稿&ハッシュタグキャン…

緊急事態宣言下でサイクルイベントが中止される中、少しだけでもイベント気分が味わえて楽しかったです。

ここでも私は怒涛の「プロ」推し。やっぱり自転車には「プロ」です(家に余ってたのを使ったので実は旧版……)。

まとめ

自転車ロングライドに向くサプリメント。走行中に一定頻度で飲むことで、最後までタレずに走ることが出来ます。

「プロ」よりも安いBCAA系サプリメントは今や色々あるんですが、「考え抜かれた配合比率」「持ち運びやすい容器」という点は他に無い魅力。これからも箱買いは継続すると思います。

 

created by Rinker
アミノバイタル
¥3,980 (2021/04/16 08:08:52時点 Amazon調べ-詳細)

評価

対象モデル:  味の素「アミノバイタル プロ」
年式: 2019年
定価: 4020円 (30本入り)
購入価格: 3774円 (30本入り)
公称重量: 不明
実測重量: 5g

価格への満足度

8/10

リニューアルして値下がり。

総合評価

9/10

個人的にはロングライド必携サプリ。味は今ひとつ。

著者情報

年齢: 36歳(執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。


この記事を書いた人
ばる
ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019年の2回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間13分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)