【レビュー】BBB「コントロールゾーン BWG-21」

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評価:2.5

BBBの冬用グローブ。操作性を重視した薄手の作りです。

目次

購入動機

2014年の冬に、ワイズロードで1000円で投げ売りされていたので購入しました。

製品概要

実測重量は両手で73.2g。冬用グローブとしてはかなり軽め。

手のひらは高いグリップ力を持つアンチスリップ素材を採用。ゴム系の生地です。手の甲には反射ラインが1本。黒いBBBの文字も反射素材かと思いましたが、違いました。

親指部分には汗拭きパイルを搭載。

使用感

2014年冬シーズンの途中まで使用していましたが、途中からSHIMANOのウインドストッパーインサレーテッドグローブに切り替えました。

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今日は出掛けにSHIMANOが見つからなかったので久々に本製品を使用してみました。気温は8~15度ほど。

操作性

薄さが貢献して高いレベルにあります。指先のグリップとも相まって、ブレーキ操作やシフト操作はミス無く行えました。「Control Zone」という名前から分かるように、狙った性能は出ていると思います。

快適性

縫い目が中側に出ており、手にチクチクと刺さる感触があります。冬用グローブは中にフリースが入っていて、こうした縫い目は気にならないことは多いのですが……軽量化のためにそのあたりを敢えて削っているのかもしれません。

保温性

薄いので、あまり高くはありません。特に指先が走行中は冷えました。

透湿性

かなり低め。蒸れます。汗を吸ってくれる層が無いのが原因かもしれません。風は若干グローブをすり抜けてくるのか、汗冷えもありました。

その他

しばらく使っていると、手のひらのアンチスリップ素材が剥がれだしました。棚に入れておいたら、剥がれた破片が他のグローブ類にくっついて結構大変なことになりました。

まとめ

操作性の高さは魅力ではあるものの、透湿性の低さ・保温性の低さが気になります。あくまでも初冬向けグローブなのでしょう。

ただ、こうした問題はインナーグローブを付ければある程度は対応可能だと思っています(あまりにも手汗をかきすぎると逆効果かもしれません)。昨年はインナーグローブ付きで使っていましたが、その際にはそこまでのネガは感じませんでした。

評価

対象モデル:  BBB「コントロールゾーン BWG-21」
年式: 2014年
定価: 不明
購入価格: 1000円(税込)
公称重量: 不明
実測重量: 73.2g

価格への満足度

10/10

投げ売り価格。

総合評価

5/10

操作性は高いが、その他の部分は改良の余地あり。

レビュアー情報

年齢: 31歳 (執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。

 

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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