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【レビュー】BIKE HAND「YC-335CO チェーンリンク工具」
評価:4
BIKE HANDのミッシングリンク接続・切断用工具。
BIKE HANDではノーマルサイズとミニサイズのミッシングリンク用工具がありますが、ノーマルサイズのレビューになります。
購入動機
KMCのDLCチェーンの取り付け時にミッシングリンクをふっ飛ばしたことが購入の理由です。
Twitterでアドバイスを求めると、「仮止めした状態でブレーキを握ってペダルを踏むと繋がりますよ」という情報が得られたので実行してみると、ミッシングリンクが吹っ飛びました。
夜中に外で作業していたので、しばらく大捜索。DLCのミッシングリンクは高いですからね。
それをまたやるのは嫌なので、ミッシングリンクの着脱工具を購入することにしました。
製品概要
実測重量は139g。
ミッシングリンクの取付・切断の両方に使用可能です。何速から何速に対応するかの種別は不明。
使用感
KMCのX11SL DLCチェーンの切断と、X11ELチェーンの接続に使用しました。
どちらもKMCのチェーンなので、KMCのマスターリンク(ミッシングリンク)を対象とした作業になります。
重量
鉄製で重量は139g。携帯用ではないので重量は関係ありませんが。
携帯用と思われる小さいサイズの姉妹製品も存在します。
切断
まずは古いチェーンのミッシングリンクを外す場合。
ツールの先端をアウタープレートの間に差し込み、柄を握るだけ。普通のペンチで物を切るときと同じ動きです。実にあっけなく外れます。
接続
次に新しいチェーンの接続。
ミッシングリンクを取り付けて、切断の時とは逆に柄を外側に広げる動きをします。これはあまりやらない動きですね。
こちらもあまり力を入れずに接続完了です。
夜中に外でミッシングリンクを探し回ったあの夜は一体何だったんでしょう。こんなに軽くハマるなんて。
まとめ
KMCのミッシングリンクの着脱には必要十分な工具でした。他のメーカーの同様のマスターリンクに使えるかは公式サイトを見ても分かりませんでした。とりあえずKMCには問題ないです。
噂に聞いた話だと、シマノのマスターリンクはこれだと固くてハマらないとか。
シマノもマスターリンク接続用の工具を出しています。かなり高価ですが、三股になっているため、接続&切断の両方を「握る」動作で行えるのが特徴。
私はシマノのチェーンはピンで接続するのでとりあえず買う予定はないですが、将来的にアンプルピン式のチェーンが無くなったら買うかもしれません。
追記(2022/10/18)
マスターリンクタイプのCN-HG901を買ってしまったので、着脱を試してみることに。
シマノのマスターリンクはこの工具での着脱は難しいらしいですが、試しに着脱テストをしてみることにしました。
取り外し
まずはOLTREに付いていたマスターリンク式のデュラチェーンを取り外してみることに。これは納車時から変えていないチェーンなので、店で取り付けてもらったものです。
取り外しに関しては、割りと簡単でした。あっさり外れました。
取り付け
続いて、新しいデュラチェーンを取り付け。
これはかなり力を掛ける必要がありました。顔を真赤にしてようやく取り付け完了。
とりあえず、着脱共になんとかなるようですが、取付時はシマノの専用工具を使ったほうが楽そうではありました。
評価
対象モデル: BIKE HAND「YC-335CO チェーンリンク工具」
年式: 2020年
定価: 1078円
購入価格: 900円
公称重量: 不明
実測重量: 139g
価格への満足度
かなり安価。
総合評価
必要十分な工具。KMC専用?
著者情報
年齢: 36歳(執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。