【レビュー】Campagnolo「Quick Release Alloy Skewers」

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評価:5

カンパニョーロのホイール(EURUS, SHAMAL, NEWTRON)に付属しているクイックリリースです。

重量はクイックとしては重いですが、しっかりホイールを固定できます。

目次

購入動機

単品で買ったわけではなく、EURUSに付属していたものです。

EURUSは2010年版と2013年版を持っていますが、どちらも同じものが付いていました。

ZONDA以下のグレードにはまた違ったタイプのクイックリリースが付属するようです。

製品概要

実測重量は122g(前後セット)。

使用感

レース・ロングライドともに常用しているクイックリリースです。

重量

重量は実測で122g。

所有している2セットとも同一重量でした。カンパの公称重量は正確だと思います。

構造

カムは密閉カム。締める時の感覚は「ヌルッ」とした感じ。MAVICのように「ここまで倒せばOK!」という感覚はありません。

通常のクイックのレバーは1本ですが、カンパは両サイドから2本出ており、それが1本にまとめられています。これが固定力の秘密?

固定力

決して軽いとは言えない重量がありますが、その分固定力は高いです。

MAVIC、SHIMANO、DIXNA、FFWDのクイックが家にありますが、固定力は一番高いのではないでしょうか。

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上記レビューでも書きましたが、開放カムの軽量クイックと比べると、固定力の差は歴然です。

体感レベルの話ですが、六角スキュワーと比べても遜色の無い固定力。さすがにRWSスキュワーと比べると固定力に劣りますが、不満のあるレベルではありません。

まとめ

他のレビューでも書きましたが、クイックリリース/スキュワーにとって一番重要なのは固定力だと思っています。「パワーをフレームからホイールに伝える」部分であるという事が何より重要。

そういった観点で言えば、やはりSHIMANO・Campagnolo・MAVICと言ったホイールメーカーのクイックは、重量よりも固定力を重視しており、何れも名品だと思います。

RWSスキュワーの固定力を知ってしまったので、今後私はそちらをメインに使うことになると思います。

ただ、ホイールの素早い着脱が要求される場面ではカンパクイックを使うでしょう。歴史に裏打ちされた、信頼性があるクイックです。

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評価

対象モデル:  Campagnolo「Quick Release Alloy Skewers」
年式: 2010/2013年
定価: 不明
購入価格: ホイール付属
公称重量: 不明
実測重量: 122g(前後セット)

価格への満足度

付属品のため評価対象外。

総合評価

10/10

さすがクイックリリースの始祖の作。

レビュアー情報

年齢: 29歳 (執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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