【レビュー】CATEYE「BM-45」

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評価:3.5

CATEYEのバックミラー。ドロップハンドル・フラットハンドルのどちらにも対応しています。

目次

購入動機

もともと、B&Mのバックミラーを私は愛用していました。

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こちらのレビューに書いたように、2013年から重量化。そこで軽いバックミラーを探して辿り着いたのがCATEYEのバックミラーでした。公称重量は35g。

使ってみるとミラーの面積はB&Mよりひと回り小さく、ブルベ用のロードバイクへの正式採用は見送りました。台座だけを使用し、ミラー部分はB&Mを引き続き使用することに。

2020年、INFINITO CVを組むにあたって再購入。レース用としても使う予定ではあるのですが、最低限の後方への視界を確保しておきたいため、軽量なCATEYEのバックミラーを使ってみることにしました。

製品概要

実測重量はフルセットで35.5g。公称に偽り無し。

取り付けのための3mmアーレンキーが付属します。4mmと5mmは良く使いますが、3mmはなかなか使わないので付いていると嬉しいですね。

使用感

INFINITO CV(ドロップハンドル)のバーエンド部に取り付けて使用しています。レースにもロングライドにも使う予定です。

一言で言えば、「一回り小さいB&M Cycle Star」です 。恐らくは同じ工場で作られたOEM製品なのでは?と推測しています。

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重量

台座+ミラーで35.5g。バックミラーとしてはなかなか軽量です。

こちらも台座はアルミ製。B&Mの台座より一回り小さく、10gほど軽くなっています。

取付

取付方法はB&Mと全く同じ。

バーエンドに台座を差し込み、ボルトを締めていくと、臼がズレて固定されます。

角度の調整

角度の調整方法もB&Mと全く同じ。

上下左右に自在に調整可能です。B&M同様に、壁に立てかけると少々ズレますが、ミラーが一回り小さいのであまりズレません。内側に付ける人でも膝に当たりにくくなっています。

ミラーの品質

ガラス製のミラーで、視界の歪みは少なく、非常にクリアです。映り方の傾向もB&Mと全く一緒です。

ただ、一回りCATEYEの方が小さいです。このため、見える範囲もかなり狭まります。奥行きはB&Mと大して変わらないですが、範囲は半分以下になりますね。もう少し視界が欲しいと思う機会が多いです。

その他

視認範囲が狭いことと引き換えに、本製品はコンパクトです。見た目のシルエットも幾分スマートになるように思います。

まとめ

高品質な鏡を採用したミニ・バックミラー。

さすがCATEYE、そつなく高品質のものを出してきています。唯一の不満は鏡の小ささでしょうか。ただ、それはB&Mのミラーを使っていたから生じる感想で、最初からこちらを使っていたら感じない不満かもしれません。

しばらくINFINITO CVはこちらのミラーで運用する予定ですが、不足を感じたらB&Mのミラーを付け替えて使おうと思っています。

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評価

対象モデル:  CATEYE「BM-45」
年式: 2015年
定価: 1620円(税込)
購入価格: 1100円(税込)
公称重量: 35g
実測重量: 35.5g

価格への満足度

10/10

1000円そこそこと非常に安い。

総合評価

7/10

鏡の品質は良いが、少々視界が小さい。

レビュアー情報

年齢: 35歳(レビュー執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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