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【レビュー】CHRIS KING「ThreadFit 24」
評価:5
CHRIS KINGのスレッドタイプBB。24mm/22m軸に対応しています。
購入動機
2019年1月に完成したスチールフレーム用のBBとして購入しました。
先代スチールフレームではヘッドパーツでCHRIS KINGを導入。確かな性能と耐久性を実感しました。BB側はどうなのだろう?という興味があっての購入です。
本来はヘッドパーツにもCHRIS KINGを導入してカラーを合わせようと考えていたのですが、購入したフォークが下玉押し一体型でCHRIS KINGを使えないことが発覚。ヘッドはRITCHEYを選び、BBだけCHIRS KINGを使うことになりました。
製品概要
実測重量は95g。SHIMANOの68mm用のコンバージョンキットを含めると102gです。
以前はROAD用とMTB用で別製品となっていましたが、現在は統一。コンバージョンキットでどちらにも対応するという方式を取っています。
カラーは15種類と豊富。今回はRedを購入しました。
使用感
QUARKのスチールフレームに取り付けて使用しています。主な使用シーンはロングライド等のブルベ。比較対象は歴代SHIMANOのDuraAceです。
価格
定価は19800円。今回はAmazonでやたら安くなっていたので11000円程度の購入でしたが、普段BBに出している金額は3000円程度。4倍近い値段です。さらにコンバージョンキット(今回はSHIMANO 24mm用の#8を購入)で約3000円掛かります。BBとしては非常に高価です。
使い捨てになるSHIMANOのBBとは違い、メンテナンスとスモールパーツの交換で長く使えるのがCHRIS KINGのBBの売り。長く使いたいものです。
ちなみに新品でも箱は無し。高価な製品だと箱でも高級感をアピールするものですが、その分性能に全フリしているということ?
組み付け
今回はショップにお願いしました。専用工具が要るとのことで、自分ではいじらない予定です。
専用工具があればフレームから外さずグリスアップ可能な構造ということで、フレームにも優しそうですね。
性能
新品状態から1500kmほど走行しましたが、今の所DuraAce比で差が分からないのが正直なところです。
手でクランクを回してみても、多少は回りが良いかな?という程度。そもそも無負荷で回ったところで大した意味はないそうですが……。ただ、異音も無ければ渋さを感じることもなし。それでいてDuraAceと遜色無い性能が使い捨てではなく続くならば、素晴らしいというもの。性能の評価にはもう少し継続使用が必要そうです。
色
フレームのカラーとほぼ完璧にマッチしていて気に入っています。CHRIS KINGのBBの色に合わせて、なるべく色味が近いカラーをフレームに指定したのですが、ここまで一致度が高いとは思いませんでした。
色味だけで目的の9割は達成。これでヘッドパーツが同じ色のCHRIS KINGなら完璧だったのですが。
重量
コンバージョンキットと合わせた合計重量は102gで、SHIMANOのDuraAce比で+37g。ここは耐久性重視ということで納得しています。
まとめ
カラーが豊富で、メンテナンスにより長期間の使用が可能なBB。現状、DuraAceと比べての性能差は感じていませんが、「使い込むと馴染みが出て回転性能が上がる」という話も聞くので、変化があったら追加レビューをしようと思っています。
せっかくのCHRIS KINGなので、長く使えるように最低でも年一回は専用工具を持つショップにメンテナンスを依頼する予定です。
評価
対象モデル: CHRIS KING「ThreadFit 24」
年式: 2019年
定価: 25840円(税込)
購入価格: 11000円(税込)
公称重量: 不明
実測重量: 95g
価格への満足度
定価は高いが安く買えた。
総合評価
色・性能ともに素晴らしい。
レビュアー情報
年齢: 34歳 (執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。