【レビュー】Deuter「ウルトラライド」

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評価:4

ドイターの販売している、最小サイズのバックパックです。

目次

購入動機

基本的には「背負わない」派ですが、1日100kmのツーリング(除く、真夏)のために購入しました。ツーリングの際には衣類などを入れ、重いものは入れない想定です。

製品概要

重量は376g。容量は6L。

伸縮性などもなく、大してものは入りません。バンジーコードなども付いてないので、拡張性は皆無です。

内部には小物を入れられるポケットが一箇所。

ベルトはペラペラ。背中に触れる部分は「エアストライプシステム」と呼ばれる、蒸れないような工夫がなされています。

使用感

購入動機に書いたように、1日100km程度のツーリングで着替えを入れるときによく使います。また、日帰りや1泊程度の輪行ツーリングでも、輪行袋を入れたりします。

容量

容量は6リットルなので、輪行袋と簡単な着替えを入れると一杯一杯です。

蒸れ対策

一応、「エアストライプシステム」という蒸れ防止の機構は付いていますが、真夏はさすがに蒸れます。使うのは夏以外のシーズンですね。

肩こり等

軽量なので、肩こりなどは起こりにくいのですが、それでも距離を走ると肩への負担はあります。

私は名古屋→東京を走ったときに、このバックパックにダウンジャケットを入れて行きました。真冬だったので、箱根のダウンヒル用に強力な防寒具が欲しかったからです。200km程度まではなんとも無かったのですが、300kmを過ぎた辺りから肩と首に鈍痛が。酷い肩こりのような状態になってしまい、以降70kmがとても走りづらくなってしまいました。以降、バックパックを背負うのは長くても300kmまでと決めています。

雨対策

レインカバーは付属しません。私は、リクセンカウルのコントアーマグナム用のレインカバーを流用してます。

まとめ

1日あたりの距離がそれほど長くないツーリングにおいては悪くない選択肢です。

自転車に荷物を持たせたほうが身体的な負担は減るんですが、重心が変わってしまう場合があります。特に激坂のある場所を通る場合はこれが顕著。サドルバッグを大きくしすぎると、前輪が浮いてしまうことも。そうした時に、サドルバッグとバックパックで荷物を分散すると重心が変わりにくくなります。私は持つ荷物自体が少なめなので、このウルトラライドはちょうど良いサイズでした。

評価

対象モデル:  Deuter「ウルトラライド6」
年式: 2011年
定価: 6875円
購入価格: 5250円
公称重量: 380g
実測重量: 376g

価格への満足度

5/10

少し高めに感じる。

総合評価

8/10

割り切った軽量な作りで気に入っている。

レビュアー情報

年齢: 29歳(レビュー執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。

 

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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