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【レビュー】ErgoGrip「U-121」
評価:5
ErgoGripの自転車用グローブ。指の第二関節部分までをカバーする「ミドルフィンガー」グローブです。
購入動機
以下のモデルが素晴らしかったので、しばらく愛用していました。
2セット持っているのですが、くたびれて来たので買い替えを決意。
御徒町のワイズロード ウェア館に行くと、EBK-902は既に販売されておらず、店に合ったのは本製品(U-121)でした。
パッドの配置や、第二関節までカバーする作りはEBK-902と同じだったため、「後継版だろう」ということで購入しました。
製品概要
Mサイズで左右実測重量は33g。
カラーバリエーションは以下。
・レッド
・ホワイト
EBK-902の後継版だと思っていたのですが、ErgoGripのサイトに本製品は見当たりません。そして、通販サイトでは「UVEX」の製品として販売されています。もしかしたら後継モデルではなく、UVEXの依頼で作られたOEM製品なのかもしれません。
販売元もUVEXになっているし、そういうことなんでしょう。
使用感
冬以外のメイングローブとして使っています。レースもロングライドも基本はコレです。秋口はインナーグローブと組み合わせて使っています。
フィット感
EBK-902よりもストレッチする素材を使っており、その分サイズは小さくなっています。EBK-902と同じサイズでもフィット感は高め。
そもそもこの製品は「指を軽く曲げた状態」の形に縫製されていますが、より強く握りこんだ場合にも追従するようになりました。
握った状態だとシワが寄りませんが、手のひらを開くとシワが寄ります。これぞ立体縫製。
グリップ
手のひらの素材は、よりグリップ力のあるゴムのような質感の素材に変更(合皮らしい)。かなり滑りにくいですが、バーテープへのダメージも大きい気はしています。
パッド
パッドの配置に関してはEBK-902を継承。小指の付け根のやや下あたりにパッドがあり、尺骨神経を保護してくれます。
その他
汗拭き用のパイルについては、EBK-902同様に申し訳程度。起毛していないのであまり汗を吸ってくれません。ここは改善して欲しかった。
グローブを取り外すための取っ手も付いています。
まとめ
フィット感や手のひらのグリップ感は上がり、順調にバージョンアップしている印象です。
1つ目の購入から3年が経過してヘタってきたため、先日2つ目を購入しました。
2015年からは、第三世代?と思われる「U142」が発売されています。本製品は手首部分のマジックテープが手の甲側にあるのですが、U142では手のひら側に来ている模様。一体どんな効果があるのか解りませんが……そのうち買って使ってみる予定です。
評価
対象モデル: ErgoGrip「U-121」
年式: 2014年
定価: 3600円(税込)
購入価格: 3600円(税込)
公称重量: 不明
実測重量: 33g(Mサイズ)
価格への満足度
凝った作りの割にそこまで高くない。
総合評価
個人的には夏用グローブとして最高評価。
レビュアー情報
年齢: 30歳 (執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。