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【レビュー】ErgoGrip「U-151」
評価:3.5
ErgoGripの自転車用グローブ。立体裁断で、手を握った形にカットされているのが特徴。
購入動機
ErgoGripのグローブが好きで、以下の2モデルを使ってきました。
そして、恐らく2015年の最新版が、今回レビューする製品です。パッドの配置や基本的な形状は同じですが、色々と改良されています。御茶ノ水のエルブレスで発見し、即購入しました。
製品概要
Mサイズで左右実測重量は28g。
カラーバリエーションは以下。
・レッド/ホワイト
ブラック/レッドが欲しかったけど無し……。
使用感
2015年4月のブルベから投入。以下のイベントで使用しました。
・Fleche2015 (523km)
・BRM509神奈川600興津 (600km)
・東京~糸魚川ファストラン (300km)
U-121からの変更点
手を握った形で皺が寄らない形状と、抜群のグリップ力は、従来どおり。違いは以下の2点。
② 汗拭きパイルが起毛に変化
①に関しては、正直改悪な気はしています。手の甲側にあった旧製品の方が、乗車姿勢での手首への負担が小さかったように思えます。
②はかなり嬉しい変化。これは4年前にメールで直接要望した事項でした。
ErgoGrip EBK-902のレビューでも述べていますが、従来の汗拭きパイルは起毛していない形式で、あまり汗を吸ってくれなかったのです。本製品では起毛に変化し、汗を吸ってくれる量が増えました。私以外にも要望した人が居たのかもしれません。
グリップ
ErgoGripの名前に恥じない素晴らしいグリップ力。
参加したイベントの中には雨天のイベントも多かったのですが、雨でもグリップに不安なし。
パッド
パッドの配置は前モデルのU-121と同様。
フラットバーで走ったFlecheでは痺れが残ったものの、ドロップハンドルを握った他のライドでは痺れは残りませんでした。
宣材写真を見ても、このグローブの用途はドロップハンドルを想定しているようなので、フラットバーにはマッチしないのかもしれません。
耐久性
購入から一年時点での変化を述べます。
前モデルのU-121と比べると、手の甲の生地が薄くなっている分耐久性が低いです。何度か洗濯をすると生地がほつれてきます。ネットに入れて洗濯してやる必要がありそうです。
手のひらのパッドも、洗濯を繰り返すうちに硬化してスカスカに。前モデルのU-121はそんなこともなかったので、多少の劣化?
まとめ
手のひら側にマジックテープが移動したことには違和感が有りますが、汗拭きパイルが起毛になったのは良かったです。
ただ、耐久性が著しく低下。一年でボロボロになってしまうのは困りました。ちょっと正常進化とは言えませんね。U-121が一番バランスが良かったと思います。
評価
対象モデル: ErgoGrip「U-151」
年式: 2015年
定価: 3996円(税込)
購入価格: 3996円(税込)
公称重量: 不明
実測重量: 28g
価格への満足度
適価。
総合評価
冬以外はこれで。耐久性はマイナス。
レビュアー情報
年齢: 31歳 (執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。