【レビュー】FAIRWEATHER「Frame Bag」

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評価:3

ブルーラグのオリジナルブランド「FAIRWEATHER」のフレームバッグ。簡易防水加工されています。

目次

購入動機

店頭で見かけて、気になって購入。

その頃はバイクパッキングに興味があり、大型サドルバッグと並んでフレームバッグが気になっていました。8000円以下という値段は魅力で、すぐに購入を決めました。

製品概要

実測重量は未測定、公称重量は209g。容量は3.5リットルです。

内部へのアクセスは右側からのみ。左側にもジッパーはありますが、小物入れ的スペースになっています。左利きの人にはちょっと不便かもしれませんね。

生地はリップストップナイロン。裏地はオレンジの防水フィルムがラミネートされており、ジッパーは止水のものが採用されています。

使用感

本格的なロングライドには使いませんでしたが、近場のライドにテスト的に使っていました。

取り付け

トップチューブに3箇所、ダウンチューブに1箇所、シートチューブに1箇所、計4箇所をベルクロで固定します。割りとガッチリ固定はできますが、フレームのサイズが合わないと少々厳しいかも。

全長は470mmなので、トップチューブの長さが520~550mmくらいの自転車に向くでしょう。私の自転車は550mmです。

容量

3.5リットルと、大きめのサドルバッグ同様の容量があります。割りと重いものを入れても型崩れは大丈夫でしたが、補給食など出し入れの多いものを入れるのに向くと思います。

防水性

生地自体は防水ですし、止水ジッパーを採用していますが、完全防水ではありません。中身には濡れても構わないものを入れたほうが良いと思います。

デメリット

一番気になるのは、ペダリング時に太ももに当たることです。

私は膝を内側にいれて漕ぐので、そうなることは薄々気づいていたのですが……予想通りになりました。幅80mmは私には大きすぎる様子。もう少し幅の小さいものじゃないと、別の製品を買っても同じことになりそうです。

もう一点は、ボトルの出し入れがしづらくなる点。前三角が小さかったり、ボトルケージが上の方に付いていたりすると、ボトルと干渉します。横から出し入れするボトルケージを使ってみたのですが、出しづらさは変わりませんでした。

まとめ

容量の割に安く、取り出しやすいフレームバッグ。ただし、膝を内側にいれて漕ぐ人には向かなそう。後、ボトルの出し入れが結構面倒になります。

結局私には使いみちがないと判断し、本製品は売却してしまいました。もう少し細くて低い製品があればよいのですが……。

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評価

対象モデル:  FAIRWEATHER「Frame bag」
年式: 2014年
定価: 7776円(税込)
購入価格: 7776円(税込)
公称重量: 209g
実測重量: 未測定

価格への満足度

10/10

値段は非常に安い。

総合評価

6/10

良い品だが、私には合わなかった。

レビュアー情報

年齢: 31歳 (レビュー執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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