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【レビュー】FAIRWEATHER「seat bag mini」
評価:4.5
東京の自転車店「ブルーラグ」のオリジナルブランドであるFAIRWEATHERの販売するサドルバッグ。ノーマルサイズとミニサイズがありますが、ミニサイズのレビューです。
購入動機
誕生日プレゼントとして妻に頂きました。元々妻が使っていて「良いなー」と思っていた逸品です。
製品概要
実測重量は180g。容量は0.9-1.5Lとなっていますが、もう少し入ります。
カラーは、ブラック・ブラウン・オリーブ・コヨーテの4種類。TOKYO WHEELS限定カラーでレッドもあります。
使用感
普段のライドや短めのロングライドで使用しています。
容量
公称容量は0.9-1.5Lですが、詰め込めば2L近くの容量はあると思います。
サイズ感的には、オルトリーブのサドルバッグMサイズと同等です。あちらも公称は最大1.5Lですが、もう少し入ります。
重量
180gとかなり軽量。オルトリーブのMが実測245gなので、更に65gほど軽いことになります。形状を維持するプラ板が入って、この容量でこの重量のバッグは中々有りません。
取付
いわゆる大型サドルバッグと同じ構造で、サドルレールにストラップを通し、ベルクロでシートポストに固定します。特別なアダプタは必要ありません。
安定性
ストラップはしっかりとしており、締め上げればガッチリとサドル下に固定されます。シートポストとの接触面も滑りにくい加工(ノンスリップPVC)がされており、揺れにくいのもポイント。
防水性
特に防水という訳ではないので、雨の中を走る場合は防水の内袋を使う必要があります。普段から私は内袋を使う派なので、そこは問題なし。
防水性はありませんが、表面は撥水コーティングされているので汚れにくいのは嬉しい所。
その他
ノーマルサイズに付属するバンジーコードは付いていません。割り切った構造です。
また、本製品の利点の一つに「薄さ」があります。薄いので、シートポストの出しろが少なくても問題なく取り付けられるのです。ホリゾンタルフレームに乗っている方や、小柄な方にはオススメできます。
まとめ
日帰りのロングライド用として十分な容量を持ちながら、軽量なサドルバッグ。
これまで私は400km以下のライドではオルトリーブのサドルバッグMを使い、それ以上の距離ではOvejaNegraかAPIDURAの大型サドルバッグを使用していました。が、距離を切り替えるたびにオルトリーブのサドルバッグのアダプタをサドルに付け外しするのが結構面倒だったのです。本製品はアダプタが要らないので、今後はオルトリーブMのポジションに本製品が収まることになります。同時に軽量化も出来ました。
評価
対象モデル: FAIRWEATHER「seat bag mini」
年式: 2018年
定価: 8640円(税込)
購入価格: プレゼント
公称重量: 190g
実測重量: 180g
価格への満足度
プレゼントのため評価対象外。
総合評価
適度なサイズでとても軽い。
レビュアー情報
年齢: 34歳 (執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。