【レビュー】Fizik 「ALIANTE Carbon Blaided」

評価:3.5

Fizikの快適担当サドル、ALIANTEの最上級モデルです。ベースにカーボンを使用し、カーボンレールを装備しています。

購入動機

色々サドルを渡り歩いた結果、自分にフィットしたサドルはALIANTE Gammaでした。大変快適なサドルなのですが、「重い」という弱点があります。

ロングライドであればサドル程度の重さは別に気にならないのですが、ヒルクライム大会に出るときは少しでも軽くしたいものです。

そんな訳で、レース向けにALIANTEでもっとも軽いこちらのモデルを購入しました。

製品概要

公称199gですが、実測は216g。補強用のガードを外すと200gとなります。カーボンレール装備としてはかなり重いですね。

ベースはカーボンと、ソフトな素材を2種類使用。下位モデルと同様、サドルの座面はかなり柔らかめです。

使用感

ALIANTE Gammaから付け替えたところ、約40gの軽量化となりました。

ダンシング時の振りが、心なしか軽くなったように感じます。サドルバッグにチューブを1本多く入れれば相殺されてしまう差ではありますが。

乗り心地は、下位モデルに比べてかなり悪いです。カーボンレールの剛性がかなり高く、下位モデルのkiumレールのようにしなることがありません。路面の凸凹も、kiumレールより尻に直撃する印象。重量級の人間には結構キツいです。

Fizikのカーボンレール(Carbon braided)は少々変わっていて、四角形に近い形状をしています。flareさんも書いていますが、シートポストのクランプ形状によっては取り付けが出来ない場合があるので注意が必要です。私はFizik純正のCyranoを使っていますが、さすがに相性は完璧。

なお、このレールはかなり丈夫です。一度、激しく落車してサドルから落下したものの、レールは折れずに曲がりました(その時使ってたのはAntares Carbon)。カーボンレールが曲がるのは少々予想外でしたが、そう簡単に破断することは無さそうです。

このサドルでは200kmまでの走行経験はあるものの、その時点で坐骨の痛みを感じました。

下位モデルなら400kmくらいまでは大丈夫なので、そこはやはりレールの差なのでしょう。よほど軽量化を重視する人以外は、金属レールの下位モデルを使ったほうが幸せになれると思います。

まとめ

「ALIANTE以外使いたくない!」「少しでも軽くしたい!」という人向けの決戦用サドルかと思います。

私の場合、実用に耐えうるのは200km程度まででした。これ以上の距離だったら、下位モデルを使うと思います。レース用ロードのサドルとして活躍してもらうことになるでしょう。

しかし……Wiggleなどでも、ALIANTEのカーボンレールだけ異様に高いのは何故なんですかね。ANTARESのカーボンレールモデルはかなり安いんですけども。謎です。

評価

対象モデル:  Fizik「ALIANTE Carbon Blaided」
年式: 2013年
定価: 不明
購入価格: 21486円(税込)
公称重量: 199g
実測重量: 216g

価格への満足度

4/10

高いけど仕方ない。

総合評価

7/10

軽いがレールが硬い。もうちょっと柔軟性があっても良いと思う。

レビュアー情報

年齢: 29歳 (レビュー執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。