【レビュー】Fizik 「ALIANTE Gamma」

評価:5

Fizikの快適担当サドル。

購入動機

2009年にロードを初めて数ヶ月、それまでは完成車に付属していたVELOのサドル(恐らくPLONTO SL-Z3)を使っていました。

当初は特に不満はなかったものの、東京→大阪を4日間で走るツーリングの際に痛みが発生。そこから、ロングライド向けのサドル探しの旅が始まりました。

先輩の自転車乗りに話を聞くと、「御徒町のODBOXには試乗用のサドルがある」という情報を頂くことが出来ました。

「少し坐骨が痛む状態で試乗しないと意味がないな」と考えた当時の私は、100km走った翌日にODBOXへ。当時、30個程度の試乗用サドルがあり、ローラー台でテストを行うことが出来ました。店員さんが最初に勧めてきたのは、ゾンコランやコンコールライトと言ったサドルでしたが、しっくり来ず。3個目のサドルとして提示されたのがアリアンテでした。

アリアンテに座った瞬間に思ったのは、「安楽椅子のようだ」ということ。全く坐骨に当たる感覚がなく、いつまでも座っていられそう。その後も同じフィジークのアリオネやアンタレスを試したものの、やはり合わず。

そして、気に入ったアリアンテを購入して返ったのでした。サドル探しの旅、1日で終了。

製品概要

実測重量は256g。

ベースはナイロンで、レールはFizikオリジナルの合金であるkiumを採用しています。

使用感

主にキャノンボールやブルベで使用。

重量

公称259gで実測256gです。

決して軽量なサドルではありませんが、それはパッドの多さゆえ。この乗り心地には代えられません。

乗り心地

私にとっては最高のサドルです。とにかく乗り心地が良く、400km程度までは一気に走っても問題なし。ただ、それ以上の距離だと若干の会陰部にしびれが出ます。

ラウンド型の形状で接触面積が大きく取られているため、荷重が分散されるのが快適性の秘密でしょう。

また、ノーズ部分はかなり細くなっており、足が回しやすいのもお気に入りです。

蒸れ

乗り心地は最高ですが、接触面積の多さゆえに夏場は蒸れます。肌があまり強くないため、真夏はロングライドを躊躇する要因にもなっています。

かといって穴あきのアリアンテはアリアンテではない気がしますし。難しいものです。

その他

私はアリアンテを複数のバージョン所持していますが、2009年以前のモデルが一番気に入っています。

2009年以前のGAMMAは、表面に滑り止め加工があり、これによって尻が固定されているような感覚があります。一点固定タイプの自分にはこれがとても良い感じ。レーパンの種類問わず、尻の位置がしっかり決まります。

まとめ

私にとって最高のサドル。

重量はありますが、快適性では右に出るものなし。アリアンテには以下の3バージョンがありますが、その中でもGammaが一番乗り心地が良いと思っています。

 ①ナイロンベース+kiumレール(本レビュー対象)
 ②カーボンベース+kiumレール
 ③カーボンベース+カーボンレール

乗り心地の序列で言うと、「①≧②>>③」という感じ。今持っている全てのバイクにアリアンテが付いていますが、ロングライドマシンには①、レース用マシンには軽量性を重視して③が付いています。

夏場の蒸れやすさだけがネックです。しかし、このロングライドでの快適性は手放せませんね。

評価

対象モデル:  Fizik「ALIANTE Gamma」
年式: 2009年
定価: 11800円(税込)
購入価格: 10400円(税込)
公称重量: 259g
実測重量: 256g

価格への満足度

8/10

運命のサドルにしては低価格。

総合評価

10/10

私の運命のサドル。

レビュアー情報

年齢: 28歳 (レビュー執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。