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【レビュー】guee「i-see」
評価:3
gueeのバックミラー。ゴムバンド取り付けで、フラットバー/ドロップハンドル問わず取り付けが可能です。
購入動機
私はロングライド用の自転車にはバックミラーを付けることにしています。愛用しているのは以下の製品です。
ENVEのカーボンハンドルを購入したわけですが、この製品はエンドに穴が開いていない製品でした。上記の製品はバーエンドの穴にアダプタを差し込む形式なので使うことは出来ません。
そこで色々な製品を検討しましたが、ゴムバンドで取り付けるしか方法が無いという結論に至りました。zefalのスパイミラーも試したのですが、視界が小さかったのですぐに取り外し、本製品を購入することになりました。
製品概要
実測重量は29g。
ミラーの裏面のゴムリングに色がついており、6色のカラー展開があります。
・ブラック
・オレンジ
・レッド
・ホワイト
・イエロー
使用感
レッドを購入。ロングライド用マシンのSOLACEに取り付けて使用しています。使用しているのはレッド。
取り付け
ゴムバンドでバーエンドに取り付け、角度を調整するだけ。
壁に立てかける際に邪魔になるので、出来ればバーエンドの下方向にミラーを置きたかったのですが、この位置では有効な視界を得ることが出来ませんでした。このブラケット、20度までしか角度調整が出来ないのです。
ということで、推奨されている横方向に取り付けました。こちらは有効な視界を得ることが出来ました。ただ、幅寄せされた際に引っかかるのではないかと若干怖いです。
視界
広く、かなり遠くまで映ります。凸面鏡になっているので、より広角に映す設計となっています。反面、鏡の外周部に行くほど像は歪みます。
このミラーは近くのものも小さく映ります。ミラーに少しだけ映ってると思った車が、振り向くとすぐ近くにいることもしばしば。ブルベ等では複数人で走ることも多く、後ろの人が付いてきているかを確認するシーンもあります。このミラーだとちゃんと付いてきているのか認識するのが難しいと感じました。
安定性
Cycle Starと比べると、路面が悪い場所ではミラー自体が大きく振動します。ブラケット自体がそこまでしっかりしていないので仕方ないかもしれませんが、振動で角度が変わってしまうことがあるのは残念な所です。
重量
Cycle Starの約半分と、大変軽いです。
その他
横向きにミラーを付けたので、やはり壁に立てかける際には邪魔です。逆向きに立てかければ良いだけの話なのですが。
カラー展開があるのは、差し色が入れられる点で◯。
まとめ
軽量かつ、カラー展開もあるので自転車に合わせやすいミラー。
ただ、ドロップハンドルの場合はバーエンドの外側に飛び出す形でしか有効な視界を得られない点はマイナス。もう少しブラケットの角度の調整幅が広ければその辺りは解決するはず。
評価
対象モデル: guee「i-see」
年式: 2016年
定価: 1188円(税込)
購入価格: 1100円(税込)
公称重量: 28g
実測重量: 29g
価格への満足度
カラーとミラー品質の割には安いと思う。
総合評価
ブラケットの角度調整と振動への弱さから。
レビュアー情報
年齢: 31歳(レビュー執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。