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【レビュー】Kinesis「PureCX カーボンフォーク」
評価:5
kinesisのシクロクロス用カーボンフォーク。カンチブレーキ台座つき。
購入動機
クロスバイクの乗り心地向上&軽量化のため。
使っているESCAPE RXはアルミフォーク。カーボンハンドルに変えて多少乗り心地は改善したものの、やはり振動はキツい。ということで、カーボンフォークを導入することにしました。
最初はワンバイエスを考えていたんですが、Wiggleで本製品を発見。18000円程度と安く、なおかつ丁度BRAの副賞のクーポンがあったので、これを買うことにしました。
製品概要
カット前の実測重量は515g。カット後は476g。
クラウン部分は金属と書いて有りましたが、フルカーボンフォークに見えます。
ブレーキは、カンチブレーキとVブレーキに対応しています。
使用感
ESCAPE RX純正のアルミフォークから交換しました。フレッシュ(523km)で使用した結果をレポートします。使用シーンはオンロードです。オフロードでは使っていません。
重量
これは明らかに軽くなりました。純正フォークとの比較は以下。
PureCX: 505g(プレッシャーアンカー込み)
約300gの軽量化。これだけ違うと登りでの影響も大きいです。カンチ台座がついてこの軽さは素晴らしいですね。
乗り心地
これも格段に良くなりました。不快な振動を吸収してくれます。
エントリーグレードのロードでも、フォークだけはカーボンにしている機種が多いのはやはり意味があるのだなーと納得。アルミフォークの頃は200km程度でもキツかったのですが、このフォークでは500km以上の距離を一気に走っても不快感は少なかったです(ただし、ポジション固定なので手は痺れた)。
段差等の大きな衝撃の収束も速いと思います。
剛性
こちらは特に変化は感じず。ただし、フルブレーキでも気になるビビりもなく、箱根旧道のダウンヒルでも問題なく下ることが出来ました。
その他
塗装は綺麗。差し色で青が入っているのは好みが分かれるところ。私のバイクは赤黒なのでちょっと不満。そのうちカッティングシートで赤くしようと思っています。
あと、ESCAPE RXのフレームの場合、フォークとヘッドチューブの間に若干の段差ができるのはマイナス。
まとめ
値段が安くて性能はどうなのかなーと思ったのですが、アルミフォークに比べると全てのステータスが上昇した印象です。
他のカンチブレーキ台座付きのカーボンフォークを使ったことが無いので比較は出来ませんが、アルミから交換すると感動すると思います。Vブレーキのクロスバイクをグレードアップさせたい方にオススメ。
なお、正確な表記は「PureCX」であり、「Pure CX」で検索してもインプレなどは引っかかりません。インプレを探すときはスペースを入れないで検索してください。
評価
対象モデル: Kinesis「PureCX カーボンフォーク」
年式: 2014年
定価: 不明
購入価格: 18000円前後
公称重量: 480g
実測重量: 515g
価格への満足度
性能、軽さから見て安い。
総合評価
オンロードで使う限りでは文句なし。
レビュアー情報
年齢: 30歳 (執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。