【レビュー】鼓月「anpower」

評価:4

京菓子メーカー「鼓月」が手掛けるスポーツ用ようかん。トライアスロン趣味の社長が発案したものとのこと。

購入動機

行きつけの店であるサイクルキューブで補給食コーナーに見慣れないものを見つけました。

CYCLECUBE

■鼓月 ・anpower(アンパワー) anpowerは創業74年の老舗京菓子処 鼓月の社長が、趣味のトライアスロンの時…

トライアスリートの社長が自分で使うために開発した、スポーツ向けのようかんであるとのことでした。

 

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「スポーツ向けようかん」は数年前から井村屋が販売をしています。その名も「スポーツようかん」。

あずき味とカカオ味があり、「握ると中身が飛び出てくる」というユニークなパッケージを採用。成分としても、腹持ちの良い糖質であるパラチノースやマルトデキストリンを使い、運動で失われる塩分を多く含むという特徴がありました。

私はロングライドの補給食でようかんを良く使います。今回購入した鼓月の「anpower」は、先発製品である井村屋の「スポーツようかん」と比べてどう違うのか?

社長が「自分で使いたいもの」を作ったということは、かなりの拘りが詰まっているに違いないと思い、5本入りパックを買って帰りました。

製品概要

実測重量は、パッケージ込みで43g。中身は40gです。

成分は以下。

・エネルギー: 97kcal
・タンパク質: 1.6g
・脂質: 0g
・炭水化物: 24.4g
・食塩相当量: 0.3g
タンパク質の中には、疲労回復に効果のあるアミノ酸(BCAA含む)を828mg含んでいます。
糖質はマルトデキストリンとブドウ糖で、この手の補給食によく使われるパラチノースは入っていません。
抗酸化作用のあるポリフェノールを含んでいるのが特徴です。

使用感

週末のロングライドにおける補給食として使ってみました。

容器

側面に切り口のあるスティックタイプ容器です。井村屋のように「握ると出てくる」タイプではありません。容器を口で噛みちぎって開けることは出来るとは思いますが(梅丹サイクルチャージ的な食べ方)。

ただ、井村屋の「握ると出てくる」容器は夏場だといい感じに中身が出てくるんですが、冬場は固まって中々出てきてくれません。こちらの商品のように普通の容器のほうが季節を問わず食べやすくて私は好きです。水分も多めで、ツルっと中身が出てくるのが良いです。

老舗の京菓子メーカーが作るだけあって、あんの質には拘りを感じます。

スポーツ向けに塩分が足されているので多少のしょっぱさはありますが、全体的にバランス良くまとまっていて美味しいようかんです。味で言うなら井村屋のスポーツようかんよりも好みですね。

抗酸化作用のあるポリフェノールを加えたために生じる苦味を抑えるのに苦労したことがサイトに書かれていましたが、それを読むまで苦味には気が付きませんでした。良く対策されていると思います。

パフォーマンスへの影響

ポリフェノール(抗酸化)+BCAA(疲労回復)+塩分、というのが本製品の特徴であるようです。

あまり汗をかかない冬場に食べたので、塩分の効果はあまり感じることはなく。その他の成分も専用のサプリメントのように即効性を体感できるほどではありませんでした。

成分

井村屋のスポーツようかんと成分表示を比較してみます。内容量はどちらも40gです。

鼓月 anpower 井村屋 スポーツようかん
エネルギー 97kcal 113kcal
タンパク質 1.6g 1.4g
脂質 0g 0.1g
炭水化物 24.4g 26.5g
食塩相当量 0.3g 0.14g

 

大きな差はありませんが、anpowerのほうがエネルギーが少なめ。補給食として考えると、もう少しカロリーが欲しい所ではあります。これだけだと1本で1時間は持たないと思います。

ちなみに、コンビニでよく売っているミニようかんは内容量60g程度で160kcal前後である事が多いです。

価格

anpowerは140円/本、スポーツようかんは100円/本。

こだわって作っているだけあって少し値段は張ります。とはいえ、ようかん以外の補給食は300円前後がザラなので半額以下ですが。

まとめ

味にこだわりを感じるスポーツ用ようかん。

作り手が使用者でもあるということで、欲しい物がよく分かっている印象です。気に入ったので、店でみかけるたびにちょくちょく購入しています。

一つ気になることがあるとすれば、エネルギーの少なさ。もう少し容量が多くて1本で1時間程度動き続けられるとなお良いのですが。

また、後発のシリーズ商品として、カフェイン入りのバージョンも出ました。こちらも購入したので、近日レビューしようと思っています。

 

評価

対象モデル:  鼓月「anpower」
年式: 2019年
定価: 154円(税込)
購入価格: 154円(税込)

価格への満足度

6/10

ようかんの相場からすると高価だが、補給食としてはリーズナブル。

総合評価

8/10

京菓子メーカーのこだわりを感じる味。エネルギーはもう少し欲しい。

レビュアー情報

年齢: 36歳 (執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。


この記事を書いた人
ばる
ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019年の2回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間13分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)