【レビュー】LINTAMAN 「SPRINTER」

評価:1.5

元プロサイクリストのクリス・リンタマンが興したブランド「Lintaman」のシューズです。軽量な「Climber」と、高剛性な「Sprinter」、熱整形可能な「Custom」の3モデルを展開しており、今回はSprinterのレビューです。

購入動機

それまで使っていたS-WORKSシューズがくたびれて来たこともあり、次のシューズが欲しいなーと思っていました。

ある日立ち寄ったY’s RoadでLintamanが4割引で投売りされているのを発見。前からちょっと興味があったので、勢いで買ってしまいました。

今考えればもう少し考えてから買うべきだったと思っています……。

製品概要

クリス・リンタマンという元プロ選手の作ったブランドのシューズです。このお方、2008年のMt富士ヒルクライムのチャンピオンクラスの優勝者でもあります(60分28秒)。

シューズ重量は実測266g(42サイズ)。公称は235g(41サイズ)ですが、シューズは1割以上サバ読むのがデフォなんでしょうか。それでも中々の軽さではありますが(シマノの上位モデルと同等)。

もう一つのモデルの「Climber」との差異は、Climberが3本ベルクロなのに対して、Sprinterは2本ベルクロ+ラチェット。あと、アッパーの厚さが違います。Climberはアッパーがかなり薄くてペラペラですが、Sprinterは普通の厚さ。公称重量はClimberが225gで、Sprinterが235gですが、持ってみた感じだとClimberの方が10gどころではなく軽いと思います。

あと、ソースは見つかりませんでしたが、LintamanのカーボンソールはLAKEのOEMらしいです(Y’s新宿の店員さん談)。

使用感

結論から言うと、20km履いて手放しました。幅が合わなかったからです。

一応、店で履いてみて試した段階では違和感は無かったのですが。実際に履いて走ってみると、ラチェットを絞めるたびにベース部分が足に食い込み、体重を掛けて踏み込むたびにカーボンソールの硬さに足裏が負けているのが分かりました。

店で履いた際には座って履いてみただけで、立ってみたり歩いてみたりしませんでした。人間の足は体重を掛けると広がります。ヨーロッパ人向けに作られたシューズは、履くことは出来てもペダリングするには細すぎたようです。

踏み込んだ感じ、カーボンソールはかなり剛性の高さを感じましたが、それ以上に不快感が勝って1時間履いているのがやっと。アッパーがキツい分には、履いているうちに革が伸びてくることを期待できますが、ソールはカーボンなので変形は望めません。手放すことを決めました。

まとめ

Lintamanのシューズは新しい持ち主の下に旅立っていきました。彼はSIDIの普通の幅のシューズを常用しているとのことで、たぶん幅は問題が無いはず。

この頃のLINTAMANはかなり幅が細めでしたが、その後は「ADJUST」というかなり調整幅の広いモデルが発売されました。

最近は、足のサイズを測る機器を備えている専門店が増えていますので、そういったところで一度足の大きさを測ってもらったほうが良いと思います。なお、機器があっても店員が使い方をちゃんと把握している店でないと意味がありません。安い買い物ではありませんから、なるべく慎重に買いたいものです。

「現役時代にシューズに悩まされ続けたリンタマンが快適なシューズを目指して作ったブランド」のシューズが合わなくて、サイズの確認の大切さに気付かされるとは。皮肉なものです。

評価

対象モデル:  LINTAMAN 「SPRINTER」
年式: 2017年
定価: 27657円(税込)
購入価格: 17280円(税込)
公称重量: 235g(41サイズ)
実測重量: 266g(42サイズ)

価格への満足度

6/10

クオリティからすると安かった。

総合評価

3/10

私には合いませんでした。

レビュアー情報

年齢: 29歳 (レビュー執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。