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【レビュー】MARUTO 「リアエンドプロテクター」
評価:4
MARUTOの輪行用エンド金具です。便宜上「金具」と呼んでいますが、プラスチック製です。
その他のエンド金具よりもコンパクトになるのが特徴です。
購入動機
私は両輪外しの縦置き輪行派。そうなるとディレイラーを保護するのに必要となるのがエンド金具。
しかし、それまで使っていたオーストリッチのエンド金具は大きくてツール缶にギリギリの大きさ。
もう少しコンパクトに出来ないものか……と思ってた所で見つけたのがMARUTOのエンド金具でした。MARUTOは輪行袋の新興メーカーで、他にも超軽量輪行袋などを発売しています。
製品概要
実測重量は60g。折りたたみ構造になっています。
135mmエンド用にスペーサーも付属します。
使用感
普段からサドルバッグに入れておき、輪行で使用しています。
重量
実測重量は60g。オーストリッチが132g(クイック無しなら72g)なので、軽量化には成功しています。
使用方法
このエンド金具の特徴は、かなり小さくなること。
左右に開くと、エンド金具の中空シャフトが取り出せます。この中空シャフトがエンド金具と一体化しているのが小ささの秘密。オーストリッチのはここが別なので、収納にスペースを取っていたのです。
エンド金具を使う時の図。クイックは付属のものではなく、普通にホイールのクイックを用います。わざわざクイックを別に持ち歩く必要がないことにそれまで気づいていなかったので、眼から鱗でした。
使い勝手
エンド金具としては普通に使えます。ただ、アルミ製のエンド金具と比べると、クイックを強く締め付ける必要があります。でないと、ズレます。
携帯性
やはりツール缶に余裕で収まる大きさというのは有難いです。
ロングライドの時には輪行袋は最後の生命線なので、邪魔であっても持って行かなくてはなりません。だからこそ小さくなるエンド金具は嬉しいですね。
中空シャフトを一体化して収納できるというアイデアには拍手を送りたいです。
まとめ
横置き輪行や、後輪を外さない輪行ならばエンド金具は不要です。
しかし、一番電車に乗せた時に小さくなるのが縦置きなので、そこにはちょっと拘っていきたいと思っています。
その点、このエンド金具はかなり小さくなるので持ち運びにも困らなくて良いですね。
縦置き輪行派にはおすすめしたいエンド金具です。
評価
対象モデル: MARUTO「リアエンドプロテクター」
年式: 2014年
定価: 1280円(税込)
購入価格: 1100円(税込)
公称重量: 不明
実測重量: 60g
価格への満足度
こだわった構造でこの値段。
総合評価
素晴らしいエンド金具。クイックの固定を強くしないと行けない点だけマイナス。
レビュアー情報
年齢: 29歳(レビュー執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。