【レビュー】Moon 「X-POWER 600」

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評価:4

moonのフロントライト。充電式で、最大600ルーメンの明るさを持っています。

目次

購入動機

サイクリングエクスプレスでの投げ売りを見て。同じ時に購入しました。

なお、本校執筆現在は10935円(サイクリングエクスプレス)なので、良い時に買ったといえるかもしれません。

製品概要

ライトの単体重量は184g、ブラケットは40g。

モードとランタイムは以下の通り。

・2時間(600ルーメン)
・3時間30分(420ルーメン)
・4時間20分(280ルーメン)
・9時間30分(150ルーメン)
・6時間50分(フラッシュ)
・6時間20分(ストロボ)

電池は取り外し可能。恐らく中身は18650電池です。3.7V/3300mAhと大容量。

使用感

先日の200kmブルベで初めて使用してみました。

重量

重いです。本体はVolt700比で+50gとそこまで重くないのですが、ブラケットの重さが効いてます。ここはCATEYEのブラケットを褒めるべきでしょうか。

配光・明るさ

今回のブルベでは上から2番めの明るさ(420ルーメン)で使用。

中心が明るく、左右も広く足元を照らす配光となっています。Volt700は明るい部分は広いのですが、そこから一気に暗くなるので足元が見づらいと感じることがよくありました。それに比べ、X-POWER600は明るい部分が狭い代わりに、広い面積を均一の明るさで照らしてくれる印象。配光的にはかなり良いと感じました。

また、上下の区別が無いので、吊り下げて使用しても問題ないのは嬉しい点。

持続時間

今回は200kmブルベなので、18時~20時程度の2時間使用。十分に電池は持ちました。150ルーメンだと9時間半持つとのことですが、明るさ的には単体で使うのはちょっと厳しい印象。電池も交換可能ですが、残念ながらAmazonなどには取り扱いが見つかりません。充電時間を考えると、オーバーナイトに連れて行くのは厳しそうです。

ブラケット

重い上に、固定方法が面倒くさいです。CATEYEのフレックスタイトが優秀すぎるのかもしれませんが。

まとめ

想像以上に配光が良く(上下の区別が無いライトの中では)、路面の様子が確認しやすかったです。

その一方、持続時間は今ひとつ。バッテリーの交換という対策も事実上取れないので、ブルベなら300kmまで限定の使用になりそうです。

評価

対象モデル:  Moon「X-POWER 600」
年式: 2014年
定価: 不明
購入価格: 4160円(税込)
公称重量: 不明
実測重量: 184g

価格への満足度

10/10

投げ売り価格。

総合評価

8/10

配光が素晴らしい。が、重い。

レビュアー情報

年齢: 30歳 (レビュー執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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