【レビュー】OGK KABUTO「RC-7」

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評価:4

OGKのカーボン製ボトルケージ。なんとペットボトル専用です。

目次

購入動機

自転車屋のワゴンセールで発見。定価5000円近いカーボンボトルケージが1000円! ただし、ペットボトル専用……使いどころがあるのか?と思いましたが、珍品なのでついつい買ってしまいました。

2007~2010年まで販売されていたようですが、現在は公式サイトにも掲載されていません。

製品概要

実測重量は19g。手持ちの全てのボトルケージの中で最も軽量です。

対応するのは500mlのペットボトル。特殊な径のものには対応しません。

使用感

クロスバイクに取り付けて使ってみました。使い勝手を考えて、以下の製品とセットで使用しています。

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ボトルケージとしては、適度に柔らかく、抜き差しもスムーズに行なえます。「六甲のおいしい水」や「コカ・コーラ」等の代表的な形状のものは問題なくホールドしてくれ、少しの段差ではズレることはありませんでした。普段使いのクロスバイクに付けておくのには、普通のボトル用のケージよりもこちらの方が良さそう。

造形も綺麗。ペットボトル専用なのを忘れるくらい見た目は良いです。ペットボトルを刺した途端に台無しなんですけども。カーボンケージにペットボトルというミスマッチ。

—–

東京大阪キャノンボールのような時間に追われたファストランの場合には、あえてペットボトル+ワンタッチのキャップという組み合わせを選ぶ場合もあります。

①コンビニ等で買ったペットボトルの中身を、サイクルボトルに移し替える
②ペットボトルのフタをワンタッチキャップに交換する

この2つでは②のほうが早いからです。時間にして10~20秒ほどですが、チリも積もれば山となります。それほどまでに時間を削りたい時には、このボトルケージにペットボトルという組み合わせもアリだと思います。

また、夏場の一週間とかの長期に渡るツーリングではペットボトルの方が良いという人も居ます。なぜなら、サイクルボトルはカビやすいから。常に新品のペットボトルを使えばカビも生えようはないですね。

まとめ

「誰が買うんだろう」と思った製品ですが、意外と普段使いの自転車や、ロングライドでは使える品かもしれません。ただ、定価で買おうとは思いませんが……。

どうやってコレが企画会議を通ったのか謎ではありますが、個人的には好きな製品です。

評価

対象モデル:  OGK KABUTO「RC-7」
年式: 不明
定価: 4725円(税込)
購入価格: 1000円(税込)
公称重量: 不明
実測重量: 19g

価格への満足度

10/10

セールなので、定価なら★×2。

総合評価

8/10

用途は限定的だが良い品。

レビュアー情報

年齢: 31歳(レビュー執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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