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【レビュー】OSTRICH 「SL-100 超軽量輪行袋」
評価:5
オーストリッチの最軽量輪行袋です(2014年現在)。縦型。
購入動機
これまでいろいろな輪行袋を使ってきましたが、どれも満足が行かず。なるべく軽くて使いやすい輪行袋を探しているわけですが……。
- オーストリッチ L-100
→使い勝手に文句は無いが、大きい&重い。 - MARUTO ツアーバッグ Air
→超軽いものの、生地が薄くてすぐ破れた。 - mo エマージェンシー輪行袋
→確かに軽いものの、あくまで緊急用。普段用としては使いづらい。 - pochitt RB003
→筒型。下を縛るのが面倒。
そんな時、ブルベ雑誌「ランドヌール」の田村編集長による輪行講座を見る機会がありました。
彼が使っていたのはSL-100。聞いてみると、5年間これとのこと。相当な数のブルベやツーリングをこなしているはずなのに、目立った破れもなし。次の輪行袋はこれにしようと決めました。
製品概要
内容物は以下。エンド金具は別売です。
- 輪行袋本体
- ベルクロ 3本
- ショルダーベルト
- 外袋
外袋を含めた合計重量は264g。袋単体の重量は198g(実測)です。公称が200gなので、かなりサバ読みの無い数値です。ちなみに、その他の手持ちの袋単体の実測重量は以下。
- OSTRICH L-100(巾着型): 272g
- mo エマージェンシー(筒型): 148g
- maruto ツアーバッグAir(巾着型): 152g
- POCHITT RB003(筒型): 196g
- OSTRICH SL100(巾着型): 198g
物凄く軽いわけではないですが、巾着型としては優秀なスペックを持っています。
使用感
普段のライドからブルベまで、だいたいコレを持ち歩いています。
使い勝手
巾着の口紐を電車などで手すりに結べるのは、ジッパー式ではなく紐式であることの利点。結構これ、電車内で自転車を倒せないために重要なこと。
面白いのは、この中締ベルト。L-100のものとは違い、ワンタッチで外せるバックルタイプのものが付属しています。これはパッキング時はあまり意味は無いんですが、パッキング解除時にワンタッチで外せるので便利です。このベルトは「中締ベルト軽量型」という名前で別売もされています。ショルダーベルトはL-100のモノと比べて特に目立つ差はなし。
サイズ
L-100とスペック上は同サイズのはずですが、若干SL-100の方が余裕があるように感じます。
ロードバイクだけではなく700Cのクロスバイクも輪行しましたが、特にタイトに感じることはありませんでした。
耐久性
まだ数回しか使っていませんが、問題は無さそう。
レオナWリップナイロンという聞きなれない生地。薄いですが、意外に丈夫。「上級者向け」と謳われていますが、そこまで神経質になる生地ではないと思います。
携帯性
L-100はボトルケージにギリギリ入る太さでしたが、SL-100はスッキリと収まります。重さについても、何とか許容範囲。
まとめ
軽量かつ、使い勝手も損なっていない。そして耐久性もある。定番たる理由が分かる輪行袋です。迷ったらコレを選べば間違いないでしょう。
今後は、メインの輪行袋はこれで行く予定。ようやく輪行袋旅の終着駅に辿りつけた気がします。
評価
対象モデル: OSTRICH「SL-100 超軽量輪行袋」
年式: 2014年
定価: 9020円(税込)
購入価格: 7291円(税込)
公称重量: 200g
実測重量: 198g(袋のみ)
価格への満足度
安くはないが、この生地をこのクオリティなら割安。
総合評価
輪行袋沼の終着駅。
レビュアー情報
年齢: 30歳(レビュー執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。