【レビュー】PEARL IZUMI「プリザーブ バイクタイツ(2013)」

評価:4

パールイズミのコンプレッションタイツ。「血流を促進させる」目的ではなく、着圧で「筋肉の動きをサポートする」のがテーマのウェアです。

購入動機

2009年からプリザーブを使い続けています。今使っているのは2013年モデル。

「筋肉の動きをサポートする」という文句に惹かれて買いましたが、薄手の生地で作られたパッド付きタイツ(非ビブタイプ)というのが少ないため、そういった意味でも重宝しています。

製品概要

実測重量は268g(Lサイズ)。ビブタイプではなく、腰のゴムで固定するタイプのタイツです。

生地は、UPF50+で冷感機能のついたコールドブラックを採用。パッドは3Dネオプラス。

足首部分にはファスナーが付いています。

各部位ごとに、かなり複雑な縫い方をされているのが特徴。生地の伸縮性も変えているそうです。

使用感

ブルベやキャノンボールの時にはコレを使っています。レースなど、強度が高い場合には使用しません。

着圧の効果

ウリである「着圧による筋肉サポート効果」ですが、正直言ってよく解りません。

2009年モデルの頃は、かなり「サポートされている」感覚はあったんですが、2013年モデルはかなりユルくて着圧もほとんど感じません。締め付けが少ないので楽ではあるのですが……。

もっとも、筋肉が揺れないだけで意味はあるらしいのですが。

耐紫外線性能

UPF50+を謳うだけあり、脚の日焼けは完全にブロックできます。

私が足首までのタイツを使う最大の理由はコレで、日焼けによる体力の低下を防げるのが利点だと思っています。

暑さ・寒さ

生地自体は「コールドブラック」という冷感生地を使っているのですが、本製品を使って「真夏に走る」「高強度で走る」などを行うと、脚全体が大量に汗をかきます。膝上までのレーパンを履いた場合と、本製品を履いた場合では、他が同じ条件ならば後者の方が汗を多くかくということです。

以前はエンデューロでも本製品を履くことが多かったのですが、決まって脚を攣っていました。恐らく、水分補給が追いつかないほど汗をかいたからだと考えています。このため、大量に汗をかくようなシチュエーションでは本製品は向かないと思います。

逆に寒さについては、10度程度の気温までなら本製品でも寒くありません。春秋のロングライドでは幅広い気温に対応出来て助かります。

パッド

定評のある3Dネオプラスパッドを採用しており、東京大阪間を走っても股間の痺れや痛み等の問題は出ませんでした。

耐久性

ここが最大のネガ。本製品を8月に買って、翌年の2月には、写真のような穴が開いてしまいました。走行距離は3000km程度だと思います。

穴が開いた部分は坐骨が当たる部分であり、擦れやすい部分だとは思うのですが……たった半年で穴が開いてしまうのは、ちょっと生地が弱すぎるのではないかと思っています。

かつて、パールイズミのパンフレットには「100回のオキテ」という売り文句が書いてあったと思います(グローブに限った話だったかもしれません)。アスファルトの路面に100回擦り付けても使えるようなテストをしている……という話だったと思うのですが。最近のパールイズミの製品は耐久性が弱くなっている気がします。

公式サイトを見ても、耐久性をウリにする記述は見られなくなっているので、そこは捨てられてしまった部分なのかもしれません。

その他

「トイレで用を足しやすい」というのが、非ビブ型の最大の利点です。

ビブ型の場合、大きい方の用を足そうと思ったら、ジャージを一度脱ぐ必要があります。非ビブならば、単に下ろせばよいだけなので、圧倒的に楽です。少しでも時間を削りたいようなライドの場合、本製品のように非ビブの製品を使うことが多いです。

ビブの方が「腹に締め付けが無い」「パッドがずれにくい」という利点があることは理解していますが、トイレでの煩わしさの方が私にとっては重要だったりします。

まとめ

耐久性はイマイチですが、用が足しやすく、日焼けのことを考えなくて良いウェアとして重宝してます。

結局、擦り切れた部分を、以下のアイロンパッチで補修して使い続けています。

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他社も春秋向けの薄いタイツをもっとラインナップして欲しいなーと、タイツ愛用派としては願い続けています。昔あった2XUのパッド付きコンプレッションタイツとか最高だったんですけどね。