【レビュー】PLANET BIKE「SUPERFLASH 65」

評価:4.5

アメリカの自転車用品メーカー・PLANET BIKEのテールライト。単4電池式のモデルです。

購入動機

電池式で明るいテールライトを探していた時に、Hideさん・ジョニーさんという二人のブルベ仲間から推奨されたのがコレでした。

PLANET BIKEって通販サイトだと思ってたんですが、それは「PLANET X」でした。PLANET BIKEは日本で言うCATEYEのようなライト中心の自転車用品メーカーです。

600kmブルベでは二晩の夜間走行があります。しかもブルベでは点滅は不可。点灯で20時間は持たないと途中で電池交換・充電が発生します。本製品はローモード(7ルーメン)で95時間の稼働を謳っています。

国内では取り扱いなし。アメリカAmazonには在庫があったので、そちらから注文しました。

製品概要

実測重量は54g(電池含む)。単4電池×2本駆動です。

工具なしで電池交換可能。防水・防塵性能はIP64相当です。

大きいLEDと小さいLEDの2つを備えています。

ランタイムは以下。

点灯(30ルーメン): 40時間
点灯(7ルーメン): 95時間
光量変化(20-60ルーメン): 45時間
点滅(0-65ルーメン): 130時間

参考までに、同じく単4電池×2本駆動のCATEYE OMNI5のランタイムを示します。

点灯: 約60時間
点滅: 約90時間
ラピッド: 約120時間
割とスペック的には競っている感じ。
付属品は以下です。
・ライト本体
・シートステーマウント
・シートポストマウント
・ゴム製シム(2枚)

使用感

ブルベ・夜練で使用。2020年度のブルベは、右側シートステーに本製品、左側シートステーにOMNI5を取り付けて参加しました。

比較対象は、CATEYE OMNI5・OMNI3 AUTOです。
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重量

OMNI5が43gに対して、本製品は54gとやや重め。筐体の差かもしれませんが、テールライトとしては標準的な重さだと思います。

取付

シートステー用とシートポスト用のブラケットが付属。取り付けにはプラスドライバーが必要となります。

私がブルベ用に使っているスチールフレームはオーソドックスな細い円形なのでシートステー用のブラケットで取付可能です。しかし、もう一台のカーボンロードはシートステーが楕円形かつ太すぎて付属のブラケットでは取り付け不可能でした

Planet Bike

Compatible with Blinky 3, 3H, 7, Grateful Red, Superflashes,…

「やはりブラケットはCATEYEには及ばないか」と思ったんですが、公式サイトを見るとシリコンバンド式のブラケットも存在するようです。Amazon.comでも買えたので、注文する際はそちらを一緒に頼むと良いでしょう。

ランタイム

先日参加した600kmブルベでは、点灯モード(7ルーメン)で昼も夜も付けっぱなしでした。トンネルの多いコースだったこともあり、昼間もつけておこうと考えまして。

完走タイムは38時間38分で、ホテル滞在の6時間ほどを除いて32時間ほどは点灯していました。公称90時間ですが、この手のテールライトらしく電池の残量が減るとともに暗くなっていきます。目視ではありますが、32時間で半分くらいの明るさといった所。2日目の夜は反対側のOMNI5も点灯して走っていました。

実用的には20時間が良いところかなと思いますが、ローモードの明るさ・ランタイムは、OMNI5と良い勝負だと思います。

明るさ

大小2つのLEDを搭載しています。上の大きいLED側には拡散レンズが付いており、下のLED側にはレンズは付いていません。

30ルーメンモード: 大LED + 小LED
7ルーメンモード: 大LED
30ルーメン時の大LEDは、7ルーメン時の時よりも少し明るくなります。
7ルーメン時の明るさはOMNI5と同等くらいの印象。電池満タン時の30ルーメンモードは直視できないほどの明るさでアピール度もかなり高くなっています。私もブルベ中に現れた長いトンネルでは30ルーメンモードで駆け抜けました。
ちなみに点滅モードでの瞬間的な明るさは最大65ルーメンと、電池式のテールライトでは最高クラスの明るさを誇ります。

防水性・防塵性

本格的な雨の中は一度しか走っていませんが、特に浸水は無し。

IP64(完全な防塵構造・いかなる方向の水の飛沫によっても有害な影響を受けない)とされているように、そちらの性能は高そうです。

IPX4は防水規格としてはちょっと弱めなのですが、念の為シャワーをかける実験をしても電池まで水は達しておらず、パッキンで止まっていました。

その他

ライトとしての安定性は高く、ブラケットからの脱落や振動による消灯は一切なし。

特に振動による消灯が頻発することは有名メーカーでもよくあることで、それが起こらないのは素晴らしいですね。

まとめ

安定性・明るさ・ランタイムのバランスが良いテールライト。

ダラ落ちタイプではあるものの、実用的な明るさでの点灯時間は長く、防水性や信頼度も高いです。最近はOMNI5に代わってメインのテールライトに昇格しています。電池式で点灯時間が長持ちするテールライトをお探しの方におすすめできます。

唯一の難点は「付属のブラケットでは最近のカーボンバイクには付かないことが多い」ということ。太いシートステーやエアロシートポストの場合は、自分で別売りのシリコンバンドのブラケットを買う必要があります。鉄フレームや、シートステーの細いカーボンフレームなら問題はないと思いますが。

Planet Bike

65 lumen output rechargeable bicycle tail light…

……と思ったら最初からシリコンバンドのストラップが装備された「65R」なる亜種もあるんですね。ただ、こちらは電池式ではなく充電式でランタイムが減っています。ご注意。

PLANET BIKEはUSB充電式のテールライトも出していますが、こちらはブルベ的観点ではランタイムがイマイチ。なんかいろいろな部分がCATEYEに似てますね、このメーカー……。

評価

対象モデル:  PLANET BIKE「SUPERFLASH 65」
年式: 2019年
定価: 23ドル
購入価格: 25ドル
公称重量: 70g
実測重量: 54g(ブラケット除く)

価格への満足度

4/10

米Amazonは定価よりも高かった…。

総合評価

9/10

電池式としては優秀なテールライト。長時間「点灯」を求める人に向く。

レビュアー情報

年齢: 36歳 (レビュー執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。