評価:4
トライアスロン向けのパーツを販売しているPROFILE DESIGNによるトップチューブバッグ。
補給食などを入れるのに使います。LサイズとSサイズがあり、今回はSサイズのレビューです。
購入動機
かつては、ロングライド時のサイクルコンピュータとしてGarminのEDGEを愛用していました。EDGEは12時間程度しか電池が持たず、300km以上の距離を走るときには給電が必要となります。
そのため、給電用のモバイルブースターを入れるために導入したのがトップチューブバッグ。しかし、最初に買ったTOPEAKのトライバッグは膝が当たって気持ち悪い。そんなときに見つけたのがこちらのバッグのSサイズでした。
SサイズはLサイズの約半分の大きさ。膝に当たることもなくなるのではないか、と思って購入しました。
製品概要
実測重量は21g。軽いです。
TOPEAKのトライバッグとの大きさ比較。約半分の大きさとなっています。このため、膝が当たりにくいのが特徴です。ただし、容量も約半分です。大して多くのものは入りません。
フタはメッシュで、マジックテープで開け閉めします。
使用感
トライバッグと比べて膝への当たりはかなり軽減されました。この当たりはフレームサイズの関連もあるので一概には言えませんが、トップチューブバッグが膝に当たってストレスになっている方は試す価値があると思います。
収容能力についてですが、はっきりいって大したものは入りません。モバイルブースターを入れたらほぼ一杯になります。モバイルブースターが無くても、少々の補給食くらいが限界です。
フタも完全には閉まらないため、舗装の悪い場所では中身が飛び出すこともあります。大事なものは入れないほうが良いでしょう。私は橋の上でエネループが飛び出して川にダイブしてしまいました。
また、底面の生地がかなり薄いため、硬いもの(電池など)を入れると、フレームと当たって音がする場合があります。私は底面にフェルトを切って入れることで音鳴りを防いでいます。
まとめ
「トップチューブバッグは付けたい。」「でも膝に当たるのは嫌。」
そんな人にオススメの製品です。このサイズのトップチューブバッグは他にほとんど無いので貴重な存在といえるでしょう。
私はGPSをEDGE⇒etrexに変更したため、モバイルブースターをこれに入れる必要性はなくなりました。ただ、補給食やキューシートを入れるために今でも活用しています。
評価
対象モデル: PROFILE DESIGN「E-PACK S」
年式: 2010年
定価: 不明
購入価格: 1000円(税込)
公称重量: 不明
実測重量: 21g
価格への満足度
かなり安っぽい作りだが、実際に安い。
総合評価
膝に当たらない。しかし蓋が閉まらないのが残念。
レビュアー情報
年齢: 29歳 (レビュー執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。