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【レビュー】R250「リアディレイラー保護ケース」
評価:4.5
R250のリアディレイラー保護ケース。飛行機輪行用アイテムです。
購入動機
PBPの飛行機輪行用に購入しました。
飛行機輪行ではこちらのようなプラダン製の輪行箱を使っています。
プラダンの輪行箱は飛行機での輸送中は横積みにされたり、外から大きな力が掛かるので、リアエンド破損のリスクがあります。
そこで、エンドを保護するためにRD(リアディレイラー)を外します。でも、外したままではRDがブラブラと動いてしまうので、何らかの仕掛けで固定する必要があります。
従来は、2リットルの太いペットボトルの下半分を切り取り、そこにRDを格納。ペットボトルをマジックテープでチェーンステーにくくり付けていました。しかし、これの収まりがあまり良くない。
そんな時に見つけたのが、今回レビューするR250のRD保護ケースです。
R250というブランドは「どこかで見たような製品」が多く、積極的には買ってきませんでした。R250製品のレビューを書くのも今回が初めてだったりします。
しかし、このRD保護ケースは他で見たことがない製品です。完全オリジナル製品だと思われます。飛行機輪行というマニアックな行為でしか必要とされないニッチすぎるアイテム。設計者の執念のようなものを感じ取れます。
これは是非使ってみたいと思い、買ってみることにしました。
製品概要
実測重量は132g。
耐衝撃のデジカメケースや、自転車用のソフト・ツールケースと似た質感のケースを、マジックテープで十字に固定する構造となっています。
サイドにはR250のタグ。
使用感
PBPでの飛行機輪行時に使用しました。
使い方
下記マニュアルのとおりです。
今回収納したのは、RD-R8100-SS(ショートケージタイプ)。ショートケージだとすっぽり収まりますが、ロングケージだとちょっとはみ出るかもしれません。
チェーンステーにマジックテープで固定することで、ブラブラすることもなくなります。
実際の使用の様子
こんな感じで固定しました。
付属する、チェーンリングとチェーンを固定するためのベルクロも使用し、チェーンが動かないような状態で固定しています。
チェーンの位置が固定されるので、飛行機輪行中にチェーンが暴れて絡まることもありませんでした。結構これまでは絡んでいたんですけどね。
飛行機輪行中にRDが破損することもなく、無事に日本とフランスを往復することが出来ました。
まとめ
ニッチすぎるけれども便利な飛行機輪行アイテム。
「年に1回使うかどうかという品に2400円を出せるか」というのは人によるかもしれませんが、個人的には非常にアリ。この収まりの良さは専用品ならではでしょう。
ペットボトルの底でも代用出来ますが、ここまで綺麗には収まってくれません。壊れるような製品ではないのである種の一生モノですし。
今後の飛行機輪行でもレギュラーアイテムとして活用していこうと思っています。
評価
対象モデル: R250「リアディレイラー保護ケース」
年式: 2023年
定価: 2420円 (税込)
購入価格: 2420円 (税込)
公称重量: 不明
実測重量: 132g
価格への満足度
これだけニッチな用途でこの値段なら全然あり。
総合評価
専用品の収まりの良さ。飛行機輪行の個人的レギュラーアイテムになりました。
著者情報
年齢: 39歳(執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: BIANCHI OLTRE XR4(カーボン), QUARK ロードバイク(スチール)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせていただきました。