【レビュー】SHIMANO「FC-R9100-P マグネットセット」

この記事は約 3分で読めます。

評価:3.5

シマノのパワーメーター「FC-R9100-P」用の補修部品。フレーム本体に貼るマグネットと、それを貼り付けるためのカバーと両面テープがセットになっています。

目次

購入動機

↓の記事に書いたとおり、パワーメーターがパワーを拾わないトラブルが起きていました。

関連記事
FC-R9100-Pがパワー値を送信しない場合の対処法 約一ヶ月前に購入したシマノのパワーメーター「FC-R9100-P」。 早速トラブルが出ましたが解決したので、その解決法を書いておこうと思います。 トラブル内容 ある日、走...

どうも色々試すうちに「フレームに貼った磁石の位置が悪い」という説が濃厚に。FC-R9100-Pに付属してきた両面テープは使い切ってしまったので、補修部品として本製品を購入しました。

値段は600円ほど。これで直るとよいのですが。

製品概要

実測重量は5g(磁石+カバー+両面テープ)。

内容物は以下の通り。

・磁石 : 1枚
・カバー : 2個(白/黒1枚ずつ)
・両面テープ: 2枚

使用感

元々貼り付けていた磁石を剥がし、適正な位置に磁石を貼り直しました。

磁石を剥がす

クランクを外して、磁石をフレームから剥がしていきます。

さすがにフレームに貼ることを前提とした両面テープだけあって、フレームに残った糊もキレイに剥がれるし、逆に塗装を傷めることもありませんでした

磁石の貼り付け

FC-R9100-Pに付属する磁石の位置決めツールを使って、慎重に位置決め。

「ツールの先端から5mm以内の場所に磁石が来るように」という指定がありましたが、付くか付かないかギリギリの近さになるように貼り付け。

こうなりました。

走行テスト

クランクを取り付け直し、走行してパワーをちゃんと拾うかテスト。

磁石の位置を変える前はパワーを拾ったり拾わなかったりとまちまちでしたが、変えた後はしっかりとパワーを拾うようになりました。正しく磁石がセンサーに認識されるようになったようですね。

まとめ

シマノのパワーメーターを正常に動かすのに非常に重要なパーツ。「パワーを拾わない」系の異常が出たら、まずは磁石の位置を疑ったほうが良さそうですね。

こんな小さい部品も単品で買えるあたりはさすがシマノ。両面テープと磁石で600円は少々高い気もしますが、フレームを傷めない両面テープということで、やはり専用品の方が何かと良いと思います。

created by Rinker
シマノ(SHIMANO)
¥799 (2024/12/04 22:49:06時点 Amazon調べ-詳細)

評価

対象モデル:  SHIMANO「FC-R9100-P マグネットセット」
年式: 2019年
定価: 677円(税込)
購入価格: 677円(税込)
公称重量: 不明
実測重量: 5g

価格への満足度

6/10

専用品なのでこれくらいはするでしょう。

総合評価

7/10

パワーメーターの駆動に重要な部品。もう少し距離のシビアさを減らして欲しい…。

レビュアー情報

年齢: 35歳(レビュー執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。

記事のシェアはこちらから
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

目次