【レビュー】SHIMANO「PD-ES600」

評価:4

SHIMANOの片面SPDペダル。SPDペダルではラインナップ中、最軽量を誇ります。

購入動機

INFINITO CV用のペダルとして購入しました。

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元々はDURA-ACEグレードのSPD-SLペダルを付けていました。性能的には不満は無かったのですが、9月からのブルベ再開に向けて一旦SPD仕様に変えようと思い立ちました。やはりブルベでは歩けるSPDのほうが楽なんですよね。

SPDは互換ペダルも色々試しましたが、やはりSHIMANO純正が一番トラブルが少なかったです。SHIMANOの中で一番安牌な選択肢は、XTRグレードの両面ペダルです。

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こちらのペダルはQUARKで今も使っておりまして、特に不満はありません。かといって同じものを増やすのも面白くない。

ということで、目を付けたのがSPD最軽量ペダルである「PD-ES600」です。片面キャッチではありますが、その公称重量は279g。PD-M9100よりも35g軽くなります。

片面SPDペダルにはあまり良い思い出は無いのですが、値段もそこまで高くないため、買って試してみることにしました。

製品概要

実測重量は282g(左右合計)。

片面SPDです。グレードはULTEGRA/105のどちらにも所属というよく分からない状態。

使用感

現在は夜練やロングライド用に使用しています。将来的にブルベで使用予定。

こちらの写真はわざと踏面を上に向くようにして撮影しています。

一応、10回に8回くらいは、このように踏面は斜め下を向きます。

重量

公称+4gではありますが、十分に軽量です。

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PD-ES600が登場するまでは、PD-A600というペダルがSPDでは最軽量でした。こちらは公称重量が286gで実測重量は290g。キャラ的にもPD-ES600はPD-A600の後継と言って良いでしょう。

SPD-SLのPD-R9100と比べると48g重くなりますが、自転車を持ち上げた感じの差は感じられません。

剛性感

若干ではありますが、XTRグレードのPD-M9100のほうが踏みごたえを感じます。とはいえ十分な剛性感だと思います。

SPDペダルの中では踏面も広く、スプリントで1000Wを超える出力を出しても受け止めてくれました。

着脱

購入前に一番気になっていたのがここでした。

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このモデルの先祖であるPD-A600は異様にリリースが硬く、一番ゆるい状態にしてもかなりの硬さでした。着脱時に膝にストレスを感じたので、早晩使うのをやめてしまいました。

PD-ES600はデフォルトでは硬めですが、一番ゆるい状態にするとストレスを感じない硬さになりました。多少バネのテンションが弱まりましたかね? ロングライドでも問題なく使えそうです。

回転

DURA-ACEグレードのPD-R9100や、先祖のPD-A600に比べると回転は渋めです。

回転が渋いと何が不味いかと言えば、ペダルから足を外した場合に一定の方向を向いてくれないのです。感覚的には8割くらいの確率でクリートが下を向いてくれますが、2割はクリートが上を向いてたり横を向いてたり。足先でペダルの裏表を感知してキャッチする必要があります。両面ペダルに比べるとストレスはありますね。

PD-A600はアルテグラグレードでしたが、PD-ES600は105とアルテグラの両所属という微妙なグレード。ベアリングの質が落ちているかもしれません。まだ300km程度しか使っていないので、少し使い込んで回転が良くなると良いのですが。

その他

ダークグレーの格好良い色なのですが。片面SPDでキャッチをミスするとすぐに塗装が剥げます。

仕方ないのですけど、ちょっとテンションは下がりますね。銀色だったPD-A600は特に目立たなかったのですが。

まとめ

軽量で、剛性感も十分なSPDペダル。PD-A600時代のリリースの硬さは改善されています。

ただし片面かつ回転の渋さから、キャッチ時はコツが要ります。恐らくすぐに左ペダルの裏側は傷だらけになるはず。

とりあえず、その点以外には不満はなかったので9月以降のブルベに投入して見る予定です。「やっぱり両面SPDのほうがストレスがなくていい!」となりそうですが、この軽さはやっぱり魅力的ですね。

評価

対象モデル:  SHIMANO「PD-ES600」
年式: 2020年
定価: 10096円(税込)
購入価格: 8766円(税込)
公称重量: 279g
実測重量: 283g

価格への満足度

8/10

この価格でこの軽さなら安い。

総合評価

8/10

キャッチミスは増えたが、軽さと剛性感を評価。

レビュアー情報

年齢: 36歳(レビュー執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。