【レビュー】SHIMANO「R55C4」

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評価:4

SHIMANOのロード用キャリパーブレーキ向けシュー。オールラウンドに使えるタイプ。

目次

購入動機

9000系Duraの登場とともに登場したブレーキシューです。今は店で置いてあるシューも大体これ。事実上、SHIMANOのアルミ用ではほとんどの人がコレを使っているはずです。

私も例にもれず、普段はコレを使っています。

製品概要

実測重量は11g/2個。付属のボルトは黒色です。

使用感

普段の練習、ブルベ等のロングライド、レースでも大体コレを使っています。

—–

現在手に入るSHIMANOのロードバイク向けアルミリム用シュー(カートリッジタイプ)は以下の2種類です。

・R55C4(本製品)
 →オールラウンドタイプ。
・R55C+1
 →リムへの攻撃性を低めたタイプ。

R55C+1のレビューは以下を参照してください。

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上記レビューにも書いた通り、私は雨ライドの時はあえてR55C+1を使っていましたが、これは誤った使い方でした。

ウェット条件では、R55C4は明らかにR55C+1よりも制動力が上です。ただし、やはりドライ条件に比べると大幅に制動力は低下するので注意。雨ではカーボンリムとカーボンシューの方がよく止まる気がします。SHIMANOの公式スペック表でも、カーボン用シュー(R55C4 for carbon)の方がウェット時の制動力は上であると明記されています。

また、R55C+1のレビューでは「ドライ条件だとR55C4と比べても大して制動力の違いは感じませんでした。」とは書きましたが、取り替えて比較してみると、確かにR55C4の方がドライ条件でも制動力は上です(微妙ですが)。その分リムは削ってしまいますが、私はどんな条件でも制動力が高い方を選びたいです。

寿命は大体3~4000km程度。私は3ヶ月を目安か、もしくはブルベの直前などに交換することにしています。

なお、2個入りのパッケージと4個入りのパッケージが存在します。4個入りの方が単価が安くなるので、私はいつも4個入りで買っています。

まとめ

ドライ、ウェット両方共オールマイティに使えるシュー。ただし、それなりにリムは削れてしまう点と、ウェットでは制動力が大きく低下する(リムとの相性にもよる)点には注意が必要です。

私は今後はR55C+1は使わず、こちらを指名買いする予定です。

評価

対象モデル:  SHIMANO「R55C4」
年式: 2016年
定価: 1241円(税込)
購入価格: 1100円(税込) ※4個入りセット
公称重量: 不明
実測重量: 11g/2個

価格への満足度

8/10

性能から考えると安い。

総合評価

8/10

雨での効きは今ひとつだが、他は満足。

レビュアー情報

年齢: 32歳 (執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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