【レビュー】SHIMANO「R8」

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評価:3.5

SHIMANOのサイクリング用リュック。ラインアップ中、最軽量のモデルです。

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購入動機

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愛用していたドイターの超軽量バッグ「ウルトラライド」がボロボロになってしまったので、後継バッグとして購入。お世話になっている「サイクルショップナカハラ」での購入です。

一応、SHIMANOのリュックの中では最も軽いリュックとされています。購入当時は最軽量モデルでしたが、2020年現在は、「U2」というモデルが最軽量となっています。

製品概要

実測重量は470g。容量は8Lです。止水ジッパーを使っていますが、防水ではありません。

以下の機能が付属。

・ヘルメットホルダー
・アイウェアホルダー
・リザーバー対応
・ライトアタッチメント

使用感

2泊3日旅行や、日帰りの山岳ツーリングなどに使っています。2016年度のモデルとなります。

背負い心地

前傾姿勢で背負うことを前提とした形状をしていますが、そこまで形状記憶が強いわけではありません。自転車に乗っている時も、それ以外のシーンでも使えます。重量も軽く、ストレスが少ないのは良いですね。

クロスハーネスという仕組みを採用しており、腕が動かしやすくなっています。

機能

ヘルメットホルダー機能と聞いて、ドイターのクロスバイクシリーズのようにヘルメットをホールドできるのかと思ったのですが。

実際にはこんな感じ。ヘルメットのストラップが引っかかるフックがあるだけ。基本的には輪行時にこの機能が必要となるのですが、周りへの攻撃性がデカいので結局使わなくなってしまいました。ヘルメットは輪行袋の中に入れてしまっています。

アイウェアホルダーについては、度入りなので外すことが無く、使ったことがありません。

ライトアタッチメント。テールライトを付けることが可能です。視認性も考えられていますね。

容量

8リットルとなっていますが、入る容量はウルトラライドとそこまで変わらない印象です。2泊3日の旅行として、最低限の着替えと充電器を入れたらほぼ一杯になります。一応、小さなお土産ならなんとか入るかな、というところ。

蒸れ

サイクリング用リュックらしく、背中の部分とベルトは通気される形状にはなっています。

ただ、蒸れにくさではドイターに軍配が上がるでしょう。特にドイターのウルトラライドって幅が狭いので背中の全面を覆わないんですよね。SHIMANO R8は背中全面が覆われるので荷重の分散具合は良いのですが、蒸れ度は大きいです。

まとめ

自転車での小旅行に適したリュック。ただ、私はリュックを背負うと肩が凝るので、使っても100km/1日のライドになると思います。

機能もそれなりに充実していますが、ヘルメットホルダーは期待していた機能と違って残念でした。

なお、今回レビューしたのは8リットルのモデルですが、16リットルのモデルにはレインカバーが付属します。8リットルのにも是非付けてほしかった……。

評価

対象モデル:  SHIMANO「R8」
年式: 2016年
定価: 6875円
購入価格: 6480円
公称重量: 495g
実測重量: 470g

価格への満足度

8/10

割引で購入出来たので。

総合評価

7/10

機能の充実した軽量バックパック。

レビュアー情報

年齢: 35歳(レビュー執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。

 

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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