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【レビュー】SHIMANO「TL-CN28 チェーンカッター」
評価:5
シマノのチェーンカッター。6~11速チェーンに対応しています。
購入動機
この工具を買うまで(2014年)は、家でも携帯工具に含まれるチェーン切りを使っていました。
しかし、精度が悪く、コネクトピンが中々入っていかない……。いつもチェーン交換はかなり苦労していました。
「どうせ家で使うなら多少大きくても良いから、作業性の良いものがあった方が良いのでは?」ということで、シマノ御本尊のチェーン切り工具を購入。他社製品の2~3倍の値段ですが、それだけの価値はあるのか少し疑問を持ちながらの購入ではありました。
概要
実測重量は152g。持ち歩くわけではないので重量はどうでもいいのですが、一応。
11-6速までのチェーンに対応しています。
使用感
普通にチェーン切り/チェーン接続の作業が行えます。これはとても重要なこと。ただ、SHIMANO以外のチェーンに使ったことはありません。
携帯工具では相当な力を使わなければコネクトピンは動かなかったのに、こちらの製品ではいとも簡単にコネクトピンを動かしてチェーンを外すことが出来ます。チェーン接続の際も、実にスムーズ。なんの問題もなく作業が終了しました。前に使っていた携帯工具と比べるとあまりにも力が要らず感動したものです。
比較対象はLEZYNEのCRV。こちらの場合はツール本体を回しながらの作業となるため、本当に作業が進まない……。出先でやるのなら仕方ないと諦めが付きますが、家でまでこれを使う意味は無いですね。
本来比較すべきは携帯工具ではなく、他社のチェーン切りなのでしょうが、私はあいにく持っていません。だいたい他社のチェーン切り工具の相場は1000円前後なので3倍の価格ということになります。それだけの価値があるかは判断できませんが、少なくとも6年使えているので元は取れているはずです。
なお、このハンドル部分はスペアがあって買い換えることも可能です。工具にも補修部品を出しているのはさすがSHIMANO。
まとめ
作業性の良いチェーン切り。6年経った今でも使えています。ただ、チェーンのピンを押す矢の部分が少し曲がってきているので、上に書いたスペアのハンドルを買って入れ替えるつもりです。
私にとっては、「工具は携帯工具ではなく専用品、中でも精度の高いものが良い」という当たり前の事実を再確認させてくれた製品です。考えてみれば、携帯工具の六角レンチより、単体の六角レンチの方が作業がしやすいですし。そりゃチェーン切りも専用品の方が良いに決まっています。
ただ、そんな専用品の中でも、流石シマノご本尊の工具。シマノチェーンとの相性は抜群です。シマノユーザーなら家に持っておいて損はない工具です。
評価
対象モデル: SHIMANO「TL-CN28 チェーンカッター」
年式: 2014年
定価: 4712円(税込)
購入価格: 3736円(税込)
公称重量: 不明
実測重量: 152g
価格への満足度
ちょっと高い。
総合評価
作業効率の上がる工具。不満はない。
レビュアー情報
年齢: 35歳(レビュー執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。