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【レビュー】SHIMANO 「XC30 (SH-XC30)」
評価:4.5
SHIMANOのMTB向けSPDシューズの中でも一番安いモデルです。
以前は「SHIMANO M0**」というコードだったものが「XC**」というコードに変わりました。
購入動機
私はロングライドには必ずSPDを用いますが、だいたい1年ほど使うと靴がヘタってきます。具体的には、足首部分が広がってホールドが緩くなります。
左が新しいシューズで、右が1年3ヶ月ほど使ったもの。足首がかなりガバガバになっていることが分かります。
こうなると、膝の軌道が変わってしまい、痛みが出ることが有ります。もちろん、膝痛の原因は人によるので、別に足首部分がヘタっても大丈夫という方は居るのでしょうが。私の場合は大体1年で買い替えます。
前のシューズを買ってから一年が経過したので買い替えました。
今までの遍歴は以下の通り。
- SHIMANO M075
- SHIMANO M076
- SHIMANO XC30
XC30には、「XC30L」と「XC30S」という2モデルがあるようですが、カタログスペックを見る限り特に差は見られません。Lが黒で、Sが白を指すようですね。
製品概要
実測重量は両足692g(43サイズ・クリート無)。
2穴クリート対応の製品であり、クロスカントリー用途とされています。
使用感
主にブルベ等のロングライドで使用しています。
重量
重量は、両足で公称609g(クリート無)。実測(43サイズ)で両足692g(クリート無)でした。
片側で346g。公称重量は40サイズですが、ちょっとサバ読み過ぎ?ただ、前モデルのM076は片側376gだったので、軽量化は達成されています。
ちなみに、靴裏にグリップのあるSPDシューズで300g台前半はかなり軽いです。軽量で有名なSPECIALIZEDのS-WORKSシューズのMTB版の公称重量が310gなので、ほぼ同等の重量です。
フィット感
フィット感は良好。私の足はSHIMANOの足型に合っているようです。
固定はベルクロ3本の方式ですが、2本目だけオフセットされています。
「トリプルオフセットベルクロストラップ」と呼ぶようです(By Wiggleの商品説明)。この単純な構造が軽量性の秘密のようですね。
剛性
ソール剛性はそこそこ。
あまり剛性があっても足裏が痛くなってしまうので、ロングライドならこのくらいの剛性が良いですね。
見た目
そして色。自転車が赤黒なので、この色はかなり気に入ってます!
まとめ
グレードとしては一番下なのですが、軽量かつ足型にも合っているので重宝してます。賞味期限は短いですが、この値段ならそこまで気になりません。
毎年買い換える頃には新モデルに変わってますが、今後もこの色で出してくれないかなぁ……。
評価
対象モデル: SHIMANO「XC30 (SH-XC30)」
年式: 2014年
定価: 12320円(税込)
購入価格: 7888円(税込)
価格への満足度
安くて軽量。
総合評価
ブルベでかなり活躍したシューズでした。
レビュアー情報
年齢: 29歳 (レビュー執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。