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【レビュー】SHIMANO「XTR PD-M980」
評価:5
シマノのMTB向けの最高グレードコンポ、XTRのペダルです。ロングライド用マシンに取り付けて使用しています。
購入動機
ロングライドは、レースと違って信号ストップが多いため着脱も頻繁。キャッチミスを減らすため、両面でクリートをキャッチできるペダルを探していました。
個人的には耐久性や歩きやすさの観点からシマノ一択。しかし、SPD-SLやSPDのロード用ラインナップには両面キャッチのペダルはありません。
必然、SPDのMTB用ペダルとなるわけですが、どうせなら一番いいものを……ということで、最上級グレードのXTRのペダルを購入しました(といってもデュラエースの半額以下)。
乗り換え前のPD-A520と比較してレビューします。
製品概要
実測重量は306g(左右ペア)。
付属するクリートは、シングルリリースタイプです。
使用感
ロングライド用途でのレビューとなります。
重量
実測重量は、左右ペアで306g。
両面キャッチなのに片面キャッチのPD-A520よりも軽いです。
ポジション
Qファクターについては、特に変化無し。
ただし、下位グレードに比べて、若干クリートキャッチ面の取り付け位置が後ろになっているようです。これはクリートを動かして調整しました。
クリートキャッチ
これは単純にキャッチミスが減りました。やはり両面キャッチは便利。
特にブルベの後半などでは、なかなかクリートがハマらなくてイライラすることが多かったんですが、それが無くなりました。
剛性
取り付けて驚いたのは、その剛性の高さ。
若干、外側にたわむ感じがあったPD-A520に対し、こちらはたわみを全く感じません。余すことなくパワーが伝わっている感じ。
ダンシングで思いっきり体重を掛けてもビクともしません。ただ、その分ちょっと膝には悪いかも。
耐久性
使い始めて9ヶ月。グリスアップ以外は特にメンテしていませんが、調子が悪くなることはありませんでした。
まとめ
見た目も高級感があり、機能的にも十分。
競技用途には使っていませんが、安いSPD-SLペダルよりはよほど良い仕事をしてくれると思います。
値段も抑え目で、かなり「買ってよかった」ペダルです。
後継機種
後継機種のレビューは以下です。
評価
対象モデル: SHIMANO「XTR PD-M980」
年式: 2013年
定価: 13650円(税込)
購入価格: 11299円(税込)
公称重量: 310g
実測重量: 306g
価格への満足度
お値段以上。
総合評価
剛性、軽さ、申し分なし。
レビュアー情報
年齢: 29歳 (執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。