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【レビュー】SKS 「CAGE BOX」
評価:3
ドイツメーカー、SKSの大容量ツール缶。恐らく、普通に手に入る中では最大の容量(900ml)を誇ります。
購入動機
ロングライドのために、とにかく多く入るツール缶が欲しくて購入。
製品概要
実測重量は86g(公称80g)。容量は900ml。
カラーはオレンジとブラックの2種類。私が持っているのはオレンジです。
中に入れる荷物を収納するための袋が付属します。内部にウレタン等の衝撃吸収剤が入ってないので、この袋で音鳴りを防げということでしょうか。袋は紛失。
使用感
シートチューブに取り付けたボトルケージに入れて使用しました。
容量
さすがに容量は大きく、普通のツール缶では入らないチューブラータイヤも格納可能。さすがに1本のみで2本は入りません。というか、他のものは入りません。
携帯ポンプも入れることは出来ますが、ミニモーフはギリギリ入りませんでした。
音鳴り
内部にウレタンは貼られていないので、ある程度パンパンに中身を詰めてないとカタカタと音はします。
内袋を使うのが正しい方法なのでしょうが、紛失してしまったのでジップロックで代用。これで音鳴りはかなりの割合で防ぐことが出来ます。
防水性
これを使って雨中を走ったことは有りません。なので、シャワーで水をかけてみました。やはり、フタの隙間から浸水しますね。とはいえ、シートチューブに立てて使用する分には浸水も少なそうです。
その他
フタの分、高さが大きいので、スローピングのキツいフレーム(私の持っている中ではRoubaix)ではトップチューブとのクリアランスがギリギリでした。出し入れもしにくい。
スローピングがキツくなくても、ボトルケージによってはかなりギリギリ。フレームサイズによっては入らないこともあると思います。
何か高さの低い他のフタが流用できると良いのですが……そもそも、このフタの穴はどうやって使うのか、未だによく解りません。
まとめ
他に無いほどの大容量を誇りますが、取り付けられるフレームを選びます。
フタの出っ張りでで2cmくらい大きくなっているので、これが無くなれば使用可能なフレームも増えると思うのですが……。
若干、底の方が細いのも気になるところ。安定性に難が有ります。ダウンチューブ(下)に取り付けるには向かないでしょう。
現在、私はシートチューブ、ダウンチューブ(上)には飲み物用のボトルを入れていることが多く、ツール缶はダウンチューブ(下)に付けるのみ。そうなると本製品は大きすぎるので、最近は使っていません。
評価
対象モデル: SKS「CAGE BOX」
年式: 2011年
定価: 2160円(税込)
購入価格: 1600円(税込)
公称重量: 80g
実測重量: 86g
価格への満足度
ツール缶の中でもトップクラスの値段。
総合評価
容量は唯一無二、フタの大きさが気になる。
レビュアー情報
年齢: 30歳 (レビュー執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。