【レビュー】SPECIALIZED「Purist Watergate Bottle 23oz」

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評価:4

SPECIALIZEDのボトル。保冷剤の入っていないタイプです。

目次

購入動機

とある方がCAMELBAKと比較しているレビューを見て。CAMELBAKを愛用している自分としては、「ほぼ全面的に上回る」と言うその性能が非常に気になりました。

SPECIALIZEDの取扱がある、新宿エルブレスで在庫を物色。よく見ると飲み口の種類が2つありました。よくある普通の飲み口(流量は大きい)「MoFlo」タイプと、CAMELBAKライクな飲み口の「WATERGATE」タイプがありました。今回の目的は後者です。

まずはお試しという事で、保冷剤の入っていない最もベーシックなボトルを購入しました。

製品概要

実測重量は103g。内容量は23oz(650ml)。

握るだけで弁が開いて中のドリンクが飲める「Watergate」バルブを採用しています。

また、ボトルの内側には、臭いや汚れの付着を防ぐPurist加工済み。

使用感

日常のライドと、ヒルクライムで使用してみました。

前評判通り、ボトルの柔らかさ、握りやすさは特筆もの。下から見ると、若干三角形っぽい形をしており、ここにも握り安さの秘密がありそうです。非常に飲みやすい。

ロックの方式は、ロックリングを締めるCAMELBAKとは違い、ボトルの口を通常の飲み口と同じように上下させるだけ。これはグッドアイデアですね。ロックしたい時、CAMELBAKの方式は少々面倒だと感じていたのです。

残念なのは入手性の悪さでしょうか。昨今、スペシャライズドの取扱店は減っており、近くに店がない人も多いでしょう。好みの色のものが欲しければ公式の通販を利用するのがベターと言えそうです。

まとめ

とても使い勝手の良いボトルだと思います。入手性がよくなり、カラー展開が増えると更に良いのですが。

ただ、私はまだ、CAMELBAKから本製品への完全移行には至らなそうです。

理由は、保冷ボトルの重さです。同じく650ml容量で保冷剤の入ったタイプのWATERGATEボトルの重量を測定した所、160gほどありました。同容量かつ保冷剤の入ったCAMELBAKのPODIUM CHILLの重量は113gです。明らかにWATERGATEボトルの方が重いんですよね。多分、POLARの保冷ボトルよりも重いです。

夏も冬も走るロングライド党としては、保冷ボトルは是非使いたいもの。そうなると、私は重量も軽くてカラー展開の多いCAMELBAKの方を優先して使いそうです。

ただ、もう少し軽いタイプの保冷ボトルがスペシャライズドから出たら……そちらを使ってしまう可能性は多いにあります。

評価

対象モデル:  SPECIALIZED「Purist Watergate Bottle 23oz」
年式: 2017年
定価: 1458円(税込)
購入価格: 1458円(税込)
公称重量: 不明
実測重量: 103g

価格への満足度

5/10

安くはありません。

総合評価

8/10

性能は良いが、なぜか対抗製品より重め。

レビュアー情報

年齢: 32歳(レビュー執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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