【レビュー】SPECIALIZED「S-Wrap Roubaix Tape」

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評価:5

SPECIALIZEDのロングライド向けバーテープ。同名のフレームと同じく、「パリ~ルーベ」を走る選手のために作られた振動吸収性の良いバーテープです。

目次

購入動機

2台目に買ったフレームが「SPECIALIZED ROUBAIX」。ならばバーテープも揃えようと言う事で、同名のバーテープを指定したのが使い始めたきっかけです。

以来、その手触りにハマってしまい、現在まで6年間使用し続けています。

製品概要

巻いてしまったので重量は不明。ただ、ゲル多めなので重めではあると思います。

特徴は、裏に両面テープが付いてないこと。シリコンの滑り止めで固定する方式です。

付属のバーエンドキャップはSPECIALIZEDのロゴ入り。スペシャ乗りには嬉しい。ちなみにバーエンドキャップの色はテープの色と同じです。

今まで赤のテープと黒のテープを使ったことがありますが、赤のテープは若干くすんだような赤で汚れが目立つので、今は黒しか使っていません。

使用感

基本的に、ここぞというロングライドでは必ずこのバーテープを使っています。例えば以下のライドで使いました。

・東京糸魚川ファストラン
・東京大阪キャノンボール
・大阪東京キャノンボール
・TOT(東京~大阪~東京)
・本州一周TT

巻きについて。伸びやすい素材かつ、裏面に両面テープが付いていません。このため他のバーテープよりも巻き易く、巻きなおしもしやすいです。巻き終わりに巻くテープは粘着力が弱めなので使っていません。普通のビニールテープで留めてます。

手触りについて。表面は少し毛羽立っています。グローブへの攻撃性は少々強いかもしれませんが、その分滑りません。雨でも滑りにくく、安心できます。一時期、OGKの極薄タイプも使っていたんですが、あれは雨の日に滑って結局使わなくなりました。

振動吸収性について。ここが売りであるわけですが、確かに良いです。カーボンハンドルにこのバーテープを巻くと、体感的にかなり楽。手の痺れも起きにくいのが有難い。

一つ弱点があるとすれば、ズレやすいこと。裏面が摩擦力だけで固定しているからなのか、バーテープがズレやすいのです。自分で巻いた時は2~3ヶ月でズレますし、巻くのが上手い人に任せても半年くらいでズレて、テープ下のハンドルが見えてしまいます。ちょっとみっともない。ハンドル側が糊だらけにならないのは素晴らしいのですが。

まとめ

悪条件の「パリ~ルーベ」の名を冠するだけあり、グリップ力は高くて振動吸収性の高い優秀なバーテープです。

値段は若干高いですが、ロングライドにおいては最強のバーテープの一角だと思います。リザードスキンやスパカズも気になりますが、結局はコレに落ち着いていますね。

廃盤になるまで、使い続ける所存です。

評価

対象モデル:  SPECIALIZED「S-Wrap Roubaix Tape」
年式: 2014年
定価: 1680円(税込)
購入価格: 1680円(税込)
公称重量: 不明
実測重量: 不明

価格への満足度

6/10

平均的なものよりは高い。

総合評価

10/10

これ以外、ロングでは使いたくない。

レビュアー情報

年齢: 30歳(レビュー執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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