【レビュー】TIOGA「Dスパイダーペダル」

評価:5

タイオガの軽量フラットペダル。デザインだけかと思いきや、なかなかに考えられた優秀なフラットペダル(以下、フラペ)です。

シリーズ製品に「D」が付かない「スパイダーペダル(ロード向け)」もあります。今回レビューする「Dスパイダー」はMTB向けの幅広モデルです。

購入動機

「青森~東京耐久ラン」で膝を故障。

「これは多分クリートのポジションが合っていないな」ということで、暫くフラペに戻すことにしました。フラペで自然なポジションを出した状態でビンディングに戻れば、クリート位置に違和感が生じるはず。その違和感をもとにクリート位置を戻せば故障しないようなポジションになるのではないかと。

そこで目を付けたのが「TIOGA Dスパイダーペダル」。フラペで1200kmブルベを走る、ふぃりっぷさんという方が実際に使っており、「これは良い!」と言っていたので、使うならこれだなと。

都合よく、Y’s Roadの在庫一掃セールで4割引きになっていたので、こちらのDスパイダーペダルを購入しました。

製品概要

実測重量は318g。公称315gなので、中々優秀な数値。ボディはアルミ、軸はクロモリです。

ここに、滑り止めのピンを追加して334g。片面4つ、それを両面、両側で計16個のピンを追加して+16gです。ピンは2種類あり、円錐型と円柱型です。

円錐型はこんな感じ。トゲトゲ。世紀末。

円柱型はこんな感じ。円錐型は踏み外してスネを打った時に流血沙汰になると聞いたので、円柱型のピンで行くことにしました。

使用感

実は同時期に、ノーマルの「スパイダーペダル」も頂いたので、それと比べての使用感を。

ノーマル版との比較

大きさを比較するとこんな感じ。

ノーマルの「スパイダーペダル」は細すぎて合いませんでした。常日頃、Qファクター狭めのセッティングをしている人なら大丈夫かもしれませんが、結構広めにセッティングする私には、「スパイダーペダル」の幅は細すぎました。その点、「Dスパイダーペダル」はちょうどいい幅。恐らく、ビンディングシューズより底面の広い普通のシューズで踏むことを考えると、「スパイダーペダル」は細すぎるのだと思います。

ペダリング

肝心のペダリングの感触ですが、かなり良いです。

ピンが靴裏にかなり食い付きます。フラットペダルのはずなのに、若干「引き足が使える」と錯覚するほどです。大体0時から2時の方向では、前にペダルを押し出せる感覚があり、ビンディング程ではないですがパワフルなペダリングをしても大丈夫です。ケイデンスを120rpmまで持って行っても靴とペダルが離れることはありませんでした。軸に使われているベアリングも良いもの(トリプルシールドベアリング)を使っているようで、ペダル自体の回転もよいです。剛性も不満はありません。

その他

文句をつけるところがあるとすれば、ペダルがスパナでは取り付けできないこと。六角レンチ必須です。

まとめ

見た目だけの色物ペダルかと思いきや、フラペとしては最上級に良いシロモノでした。気ままなロングライドをするならこれを使うという選択も大いにありだと思います。

ただ、若干ビンディングとフラペでは使う筋肉が違うようで、私はいつもより脹脛が疲れる感覚がありました。やはり引き足が使えない分、踏んでしまっているのだと思います。これはこのペダルのせいではありませな。

最後に。付属のピンは食い付きが良いことと引き換えに、ソールには大変ダメージが大きいです。履きつぶしても良い靴で乗ることをオススメします。

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評価

対象モデル:  TIOGA「Dスパイダーペダル」
年式: 2012年
定価: 11880円(税込)
購入価格: 6800円(税込)
公称重量: 318g
実測重量: 315g

価格への満足度

8/10

安く買えたので。

総合評価

10/10

個人的に最強のフラットペダル。

レビュアー情報

年齢: 29歳 (執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。