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【レビュー】TOPEAK「MiniRocket iGlow」
評価:2.5
TOPEAKの携帯ポンプ。携帯ポンプではあるのですが、同時にテールライトとしても使える2-Wayの製品です。
購入動機
なるしまの店内を物色していたら、面白い製品を見つけたので思わず購入。その名も「iGlow」。
普段、自転車に乗る上で最低限持っていなければならないものは幾つかあります。
- 保安部品(ライト・ベル)
- パンクから復帰するための修理部品(ポンプ・チューブなど)
そのうちの「ライト」と「ポンプ」の2つを同時に、しかもスマートに自転車に付けられる。正に一石二鳥です。
製品概要
実測重量は67g。
ポンプ側スペック
仏式専用です。11bar / 160psiまで対応。
テールライト側スペック
点灯と点滅の2モード動作です。点灯で50時間、点滅で100時間。
電池はCR2032×2枚で動作します。
使用感
携帯ポンプとして、ライトとしての両面からレビューします。
重量
実測67gで公称重量と同一。電池とライト込でこの重量は驚異的と言えます。
ポンプとして
11bar / 160psiまでが充填可能と謳われていますが、実際には4気圧より先は顔を真赤にしてポンピングすることになると思います。ロードバイクの高圧には向きません。
ポンプとしての性能は、あくまで応急処置程度に留まるものと思ったほうが良いでしょう。
ライトとして
ブラケットは2種類付属しており、シートステーまたはシートポストに取り付けが可能です。
写真は、シートポストに取り付けたもの。非常にスッキリとしたシルエットです。
FibreFlareと同様、360度の角度から視認可能となっています。ただ、明るさは本職のテールライトと比べると2段階くらい落ちます。
防水性
防水となっているため、雨の環境下でも使用できそうです。
電池
電池はCR2032×2枚なので、コンビニなどでも電池を入手可能。
TOPEAKの公式サイトには「LR44」と記載されていますが、正しくはCR2032です。非常にスマートに電池が収納されているのが分かります。
まとめ
2wayな製品ですが、どちらも中途半端な印象は拭えません。ただ、キャノンボール等、少しでも荷物を減らしたい際に嬉しい製品です。
ポンプとしてもライトとしても性能はイマイチですが、設計思想は面白い。自転車界にも色々なアイデア製品はありますが、この製品はその中でもエポックメイキングな逸品と言えると思います。何しろ、一切の無駄がない。
今まで遊んでいたポンプの空洞部分をライトに見立てるその視点には、脱帽を禁じえません。性能面をもう少し追求してくれると、なお良かったのですが。
評価
対象モデル: TOPEAK「MiniRocket iGlow」
年式: 2012年
定価: 3150円(税込)
購入価格: 2900円(税込)
公称重量: 67g
実測重量: 67g
価格への満足度
この値段でポンプ+テールライト。
総合評価
性能としては中途半端。しかしこのサイズと重量に2機能を纏めたのは見事。
レビュアー情報
年齢: 28歳 (執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。