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【レビュー】TRISPORTS 「お助けチューブ Sサイズ」
評価:4.5
トライスポーツの携帯ポンプ用アダプタ。米式口金を持つ携帯ポンプに取り付けて、仏式チューブに空気を入れる際に使用します。
購入動機
携帯ポンプで空気を入れる際の補助チューブとして購入。
製品の目的としては、以下の製品とほぼ同じです。
・SKS ZIPFLINGER
・グランジ ポンプアダプター
以前から気になっていたのですが、サイクルベースあさひの通販でしか扱われていなく。送料無料ラインまでの買い物の用事もないので、買わずに居ました。ある日、近所の自転車店サイクルキューブに売っていたので、迷わず購入したのでした。
製品概要
実測重量は11g。競合製品よりも軽く、かなり割り切った作りです。全長は144mと短め。ポンプ側は米式対応、チューブ側は仏式対応です。
チューブ側は空転するようになっており、仏式バルブのねじ切り部分に固定することが出来ます。
使用感
airboneのポンプ(ZT-702)と組み合わせて使用しています。他にも米式の口金を持つポンプなら使用可能です。
本製品を取り付けて、ポンプの頭をタイヤや地面に固定してポンピングすると、ポンプ単体で使うよりも楽に空気を入れることが可能です。若干短い気はしますが、サドルバッグ内でのコンパクトさを考えるとトレードオフかもしれません。
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これまで、同様の製品を使用してきましたが、以下のような不満がありました。
・GRUNGE ポンプアダプター
→長すぎる。口金が大きく重い。
・SKS ZIPFLINGER
→長さはちょうど良いが、口金をバルブに取り付ける際にコツがある。
上記2製品は米式バルブと仏式バルブの両方に対応しています。両方に対応したことにより、口金が大型化したり、切り替えにコツがあったりといった弊害が生じていました。
しかし、ロードバイクの場合、基本的には仏式一択。それを考えると仏式バルブに絞った本製品は潔いと言えます。これによって機構は単純になり、壊れづらく、軽量となっています。値段も400円と格安なのが良いですね。
小型、軽量、安価。現状の携帯ポンプ向けのアダプターとしてはもっとも優秀であると思います。そもそも米式口金を持つポンプが少なかったりするのですが、対応したポンプと組み合わせれば強力なポンプとなります。
しばらくはairbone+お助けチューブをサドルバッグに入れて運用する予定です。
追記 (2020/1/26)
レビュー当時は144mmタイプのみでしたが、2019年により長い2サイズが追加。以下の3タイプ構成となりました。
Sサイズ: 全長 144mm
Mサイズ:全長 200mm
Lサイズ: 全長 250mm
実はこのお助けチューブ、複数本連結して長くすることが可能で、長さが足りないときには2本連結して使っていました。MサイズやLサイズならば、そんなことをしなくても大丈夫そうですね。
また、中華メーカーからも、この手の補助チューブは販売されていますが、すぐ壊れてしまうものが多いです。トライスポーツさんのモノのほうが品質は確かだと思います。
評価
対象モデル: TRSIPORTS「お助けチューブ Sサイズ」
年式: 2014年
定価: 432円(税込)
購入価格: 400円(税込)
価格への満足度
お手軽価格で実用的。
総合評価
余計な機能が無く、小さくて軽い。
レビュアー情報
年齢: 30歳 (レビュー執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。