【レビュー】Vision「CONTROL CENTER (5D/6D用) E0758」

評価:5

Visionの一体型ハンドル「Metron 5D/6D」専用のサイクルコンピューターマウント。

マウント下部にGoProアダプタ(E0757)を取り付けることが可能で、ライト等を取り付けることが出来ます。

本記事では「Vision Metron 5D/6D」用のマウントを紹介しています。
ACR対応の「Vision Metron 5D ACR」は対応するマウント形状が異なるのでご注意下さい。

購入動機

Oltre XR4(リムブレーキ)には、ステム一体型ハンドルのVision「Metron 6D」を使用しています。

一体型ハンドル「Metron 6D」

扁平形状なので、一般的な丸断面ハンドル用のサイクルコンピューターマウントは使用できません。ライトを取り付けるにも一苦労でした。

ハンドルの付属品として樹脂製のマウントがありますが、こちらはサイコンのみの取り付けに対応しています。

CloseTheGapのマウントを導入

CloseTheGapというブランドからは、Metron6Dハンドル用のマウント「HideMyBell Vision Metron ready」がいち早く販売されていました。

早速購入してみたものの、ガタが許容できないレベルでした。走行中にサイコンの画面が揺れる揺れる。下に取り付けたライトもかなり揺れが大きく、走りに集中できませんでした。

ベルも付いて73gという軽量性は魅力でしたが、これは実用に耐えないということで別のものを探すことにしました。

Vision公式のマウントを発見

そこで見つけてきたのが、今回レビューするVision純正のGoProアダプタ付きマウント「E0758」です。

CloseTheGapを探した時には既に存在していましたが、コロナの影響か全世界で売り切れ。そこで諦めてCloseTheGapを購入したのでした。

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数ヶ月経って状況が変わったのか、海外の一部のショップで販売が開始されていたので購入しました。

製品概要

実測重量は72g(GoProアダプタと、CATEYEライト用アダプタ含む)。

マウントの耐荷重については記載がありません。

マウントの材質はインジェクションカーボン。GoProアダプタはアルミ製です。

パーツの取付方向によって、GarminとWahooに対応します。

使用感

Bianchi「Oltre XR4(リムブレーキ)」にMetron6Dハンドルを取り付け、そのサイコンマウント兼ライトマウントとして使用しています。

サイコンマウント側にはGarmin「Edge530」「Edge840 Solar」と、iGPSPORT「iGS630」を、ライトマウント側にはCATEYE「GVolt70」「Volt400 NEO」を取り付けて使用しています。

重量

なかなかガッチリしていますが、手に持った時の重量は軽め。

CATEYEのGoProマウントまで取り付けた状態で72g。

インジェクションカーボン製にしては重いのですが、これは後述する安定性を重視した結果だと思われます。

組立・取付

まずは、「Garmin/Wahooマウント(付属品)」を嵌め込みます。

写真のように取り付けると「Garmin」に対応、90度横に回転して取り付けると「Wahoo」に対応します。

次に、裏側にGoProアダプタ(E0757)を取り付けます。

GoProアダプタに付属する長いネジを使い、Garmin/WahooマウントとGoProアダプタを接続します。

そして、そこにCATEYEの純正GoProマウントを組み合わせます。CATEYEのライトを使うなら、これが一番確実でスムーズです。

Metronハンドルに取り付けて完成です。

Edge530とGVolt70を取り付けるとこんな感じに。

今回の記事で紹介しているGarminマウントにはベルが付きません。ハンドルもベルを取り付けられる形状ではないので、ゆるふわーくすさんの「バーエンドベルアダプタ」を使ってベルを取り付けました。

安定性

非常にガッチリとしていて安定しています。光軸もサイコンの画面も揺れません。重量は重いですが、安定性が素晴らしいです。

CloseTheGapで気になっていたサイコン・ライトの安定性ですが、本製品に交換したことで完全に問題が解消されました。

また、ライトがかなり前方にシフトしたことにより、ケーブル類と干渉しなくなりました

GVolt70よりも50gほど重いVolt400 Neoを取り付けて走行しましたが、特に揺れなどは感じず。耐荷重はそこそこ高いように思えます。

質感

若干マーブル模様気味なインジェクションカーボンらしい質感です。

デュラエースのペダルのボディ部や、ELITEのボトルケージ「VICO VARBON」と同じような質感です。

入手性

購入した当時(2021年)は国内に全然扱っているショップがなく、この2つのパーツを別々のショップで購入しました。

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2024年1月現在は楽天等の国内ショップでも買うことが出来るようになっています。

まとめ

非常に安定性の高いMetron5D/6Dハンドル専用のマウント。サイコンもライトも揺れません。

私はこの製品を買ったことで、Metron用マウントの沼から抜け出すことが出来ました。正直、最初からハンドルにこのパーツを付属してほしかったですね。

購入当初は入手性が良くなかったですが、現在は解消されています。とはいえ、Metron5D/6Dは完全内装対応ではないので今やあえて選ぶ人も少ない気はしますが……。

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評価

対象モデル:  Vision「CONTROL CENTER (5D/6D用) E0758」
年式: 2021年
定価: 不明
購入価格: 13.44ユーロ(E0758)+17.46ポンド(E0757)
公称重量: 不明
実測重量: 72g(GoProマウント含む)

価格への満足度

5/10

海外から別々に入手したのでかなり高かった。

総合評価

10/10

ハンドル専用品だが、何の不満もない。安定性が素晴らしい。

著者情報

年齢: 39歳(執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: BIANCHI OLTRE XR4(カーボン), QUARK ロードバイク(スチール)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせていただきました。


この記事を書いた人
ばる
ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)