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【レビュー】WAKO’S「チェーンクリーナー」
評価:4.5
ワコーズのチェーン用洗浄剤。非乾燥性なのが特徴です。豚毛のブラシが付属。
購入動機
ワコーズのメンテ動画を見て、まんまと購入に至りました。付属の豚毛のブラシが欲しかったのも理由です。
製品概要
内容量は330ml。非乾燥性で、生分解性も高いチェーンクリーナーと書かれています。
付属のブラシは豚毛を使用。チェーンの洗浄に適した素材を選んだ結果、これになったとか。
使用感
CN-HG901(Dura11速チェーン)のメンテに使用。

従来は400円くらいの速乾性ブレーキクリーナーを使っていましたが、SIL-TEC加工を施されたチェーンに使うのは良くないと知り、攻撃性の弱い本製品に変えました(公式にSIL-TECチェーンでも問題が無いかについては確認できていません)。
非乾燥性なので刺激臭の発生も無く、主に室内メンテの私には有難いです。また、速乾性のクリーナーと異なり、長く留まってくれるので、拭き取りを急いで行わなくて良いのも○。
何度も吹かなくて良いので意外と持つのも特徴です。値段は1500円なので普段使っているブレーキクリーナーの4倍程度の値段ですが、本製品を1本使い切る間にブレーキクリーナーは3本くらいは消費する程度の減り方なので、そこまでの割高感はありません。
特筆すべきは、こだわりの豚毛ブラシ。チェーンのコマの間にもちゃんと毛先が入り込んで、内部のカスを掻き出すことができます。ただ、たまに豚毛が抜けてしまうことがあるのは残念な点。
・チェーンを豚毛ブラシで擦る
・フォーミングマルチクリーナーで浮いた汚れを流す
・ウェスで拭き取る
私はこの手順で室内メンテをしていますが、かなりチェーンが綺麗になります。
こんな感じ。スプロケの洗浄にも本製品を使っています。
チェーン洗浄のガラガラする機械よりも綺麗になりますし、汚れの飛散も少ないですね。意外とあの手の機械は汚れを含んだ洗浄剤が周りに飛び散るので、室内では使いづらいのです。
上記の手順でチェーン清掃を行った場合、チェーン直下に汚れは落ちるので、ビニールシートや新聞紙などで床を養生をする必要あり。私は、まずビニールシートを敷き、そこにAmazon段ボール箱(中に新聞紙を入れておく)を置いて養生しています。
まとめ
SIL-TEC加工チェーンに向くチェーンクリーナー。非乾燥性なので室内メンテ派の方にも向くと思います。
値段は、ホームセンターで売っているブレーキクリーナーなどに比べれば高めですが、シールへの優しさと不乾燥性による一度あたりの使用量の少なさを考えると、そこまで割高とは思えません。豚毛ブラシも付いていますしね。
今後の我が家のメンテケミカルのレギュラーとして使っていく予定です。
評価
対象モデル: WAKO'S「チェーンクリーナー」
年式: 2017年
定価: 1620円
購入価格: 1500円
価格への満足度
一度の使用量が少なめなので、結果的に長持ち。
総合評価
シマノチェーン&室内メンテ派に向く。
著者情報
年齢: 33歳(執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。