【レビュー】Wizard「防水ツールケース(TC-1021G)」

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評価:4

Wizardのツールケース。Vittoriaの「プレミアムジップツールケース」と同様の製品ですが、止水ジッパーを採用しています。

目次

購入動機

知人から「Amazonに防水仕様の類似品がある」と聞き、即購入。

なお、その時点で10個以上在庫があったんですが、Twitterで紹介したら2時間で売り切れに。皆、この仕様のものを求めていたようです。

製品概要

基本的にはVittoriaとほぼ同等品と考えて良いですが、以下の点で異なります。

①止水ジッパー採用
②大きさ
③柄

①については、このツールケース最大の特徴。Vittoriaの場合は通常ジッパーでしたが、止水ジッパーを採用しています。どこのジッパーかは不明。

②については、ぱっと見ではわかりにくい点。Vittoriaのものと並べてみると、微妙にWizardのものの方が大きいことがわかります。太さは同じですが、高さが2cmほど大きいようです。容量も若干大きめです。実測重量は84g。Vittoriaより4g重いです。

③については、見たまんま。ジッパーなど、全体的に真っ黒。柄はカーボン風。フレームの色をあまり選ばないのは良いですね。

使用感

基本的には以下のものと使い勝手については同じです。

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若干ジッパーがWizardの方が固い気はします。止水ジッパーだから?

一番気になるのは、防水性だと思います。とりあえず、テストしてみました。テスト方法は以下です。

・内部にティッシュペーパーを満載して止水ジッパーを閉める
・シャワーを30秒ほど全体に掛ける

結論から言うと、完全防水ではありません。

ジッパーと、ボディ生地の接合部から若干染みていました。ジッパー自体から水が入ることはありませんが、完全ではないことは覚えておく必要があります。防滴程度と考えたほうが良いでしょう。

ミニハンドタオルを入れて使おうと思っていたんですが、現在の仕様では雨が降ったら濡れることは覚悟しなければならないようです。接合部をオルトリーブの様に溶着した完全防水バージョンの登場が待たれます。

まとめ

完全防水では無かったのはちょっと残念ですが、通り雨程度なら防いではくれそうです。

防水性には不安は残りますが、Vittoriaのものより容量が若干大きいのと、Vittoriaのより主張の少ないルックスであるため、今後のメインツールケースとして使っていこうと思っています。

しかし、Wizardもなかなか面白いところに目を付けたと思います。防水性の改善もこの調子でしてくれないですかね。

 

評価

対象モデル:  Wizard「防水ツールケース(TC-1021G)」
年式: 2014年
定価: 2160円(税込)
購入価格: 2160円(税込)
公称重量: 80g
実測重量: 84g

価格への満足度

6/10

値段相応。

総合評価

8/10

防水性はあと一歩。

レビュアー情報

年齢: 30歳(レビュー執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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